バーバラの午睡

主婦の気晴らしお楽しみ。例えばメイドカフェとか。チョコミントとか。

メイドカフェでバースデー!!!2020

【2020年7月】
ここ数年毎年やっていて、既に恒例行事となりつつあるメイドカフェでバースデー」
去年は、「一人でメイドカフェでのバースデー」を経験して、もう何も怖れるものはない!という境地にもなりました。

でもって今年もやって来るよ、私の誕生日。
この日に合わせてパートの日程も調整しています。
気合い充分、抜かりはありません。

そして迎えた当日。
学校が休校になっている長女に、「一緒に行こうよ」と誘ったんですが、「いや私はいいや、この後出掛けるし」と連れない返事。
「別に私がいなくて、一人でも困らないんでしょ?」と見透かしたように言われる。
まあ・・・確かに言う通りなんだけど。
ていうか、一人じゃないよ!メイドちゃん達がいるからね!!
そんな訳で。一人身支度をしてアキバに向かう次第。

行く先は勿論、私のホーム、秋葉原HoneyHoney
メイドのしらゆきちゃんも私と同じ誕生日で、バースデーイベント中。
なのでここ数年来、しらゆきちゃんとお互いに「おめでとう」を言い合う誕生日を迎えているのです。
素敵すぎませんか?

ハニハニに向かうと、入り口では数人の方が既に待ってらっしゃる。
やっぱりしらゆきちゃんのお祝いをしたいよね、皆さん。わかりますとも。
そしてしばらく待っていると、店内に呼ばれます。

出迎えてくれたのは麗子ちゃん。久しぶり!!マスク越しでも美しい!
まずは入り口で手をアルコール消毒。
そして席に向かう途中、しらゆきちゃんがいらしたので、「あああしらゆきちゃん!おめでとう!」「わぁーお誕生日おめでとうございます!」とお互いに祝い合う。来て良かった〜。

窓際の席に案内されて、オーダーするのはチョコミントワッフル!
Twitterで告知されてた夏メニューで、食べてみたかったんだよねーーー!
一緒にアイスティーもオーダー。

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 窓が開けられていて、換気もしっかりと。

しばらくすると、つくしちゃんが「おまたせしました〜」と笑顔でアイスティーをもってテーブルに来てくれて。
ガムシロを入れてもらって嬉しい。
いつもは紅茶はストレートだけど、ここに来るとついガムシロ入れてもらっちゃう。

そして、前に買っておいた特典券(ハニハニは、イベントで発売される特典券か、満了ポイントカードがないとチェキが撮れないシステムなので)を渡して、今日の主役・しらゆきちゃんとチェキ撮影をお願い。

しばらくしてから呼ばれて、小道具としてしらゆきちゃんが用意したインスタ風フレーム(可愛い!)を二人で持ってチェキを撮影。幸せ・・・。
感染予防策もしっかり取られていて、透明ビニールのパーテーション越しに並んでの撮影でした。
シャッターを押してくれたのはみなみちゃん。さすがの明るくてきぱきとしたお仕事ぶり。

その後、席でしばらく待ってたら、店内のBGMが止まって、流れ出す「happybirthday」の曲!
そして、バースデーケーキの形をした帽子(私が被る為w)と、タンバリン(歌の時にメイドちゃんが叩く)、そしてバースデー仕様にデコレーションされたワッフルを持って、メイドちゃん達が皆で席に来てくれましたわよ!

バースデー帽を渡されて、はいはい♪と嬉しげに被る私。(去年もおととしもやったので、段取りもスムーズ)
浮かれた私に、しらゆきちゃんが「お誕生日おめでとうございます、今年も一緒に誕生日お祝いできて嬉しいです」とメッセージを言ってくれて「それではメイド達からお歌のプレゼントをしたいと思います。店内のご主人様お嬢様、手拍子のご協力をお願いします」と言って、happybirthdayの歌が始まったんだけど。
それがさ、満席の店内のご主人様達全員が、手拍子をしてくれてね!
中には掛け声まで入れてくれる人もいてね!
なんて優しい世界なんだ・・・本当に泣けるわよ・・・

この時は席が端っこだったので、店内が見渡せたのですが、本当に一人ももれなく皆さん手拍子してくれてたからね。
優しいなぁもー!
(彼ら全員しらゆきちゃんのお祝いに来てるんだろうけどね、それでもこうやって通りすがりのおばちゃんもお祝いしてくれる。なんていい人達なんでしょう・・・涙)
ワッフルのデコレーションも可愛らしくって!今年も!
喜びがじわじわと湧いてきます。

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 ちょっと見てよーこの可愛さ!嬉しすぎる!(名前はガチ本名なので隠してますww)


スマホカメラでその可愛さを一通り収めたところで、勿体ないけど早速いただきます。
チョコミントアイス溶けちゃうしね!
久しぶりのハニハニのワッフル!(前回来た時はまだワッフルは再開してなかったから・・・)
ワッフルに、たっぷり掛かったチョコレートが既においしそう。
ナイフを入れただけで分かるさっくり感。
ワッフルと、チョコミントアイスと、誕生日仕様でたっぷり添えられた生クリームを一緒にして、一口に。
あああああおいしいいいいいい!!
チョコミントとワッフル、それにチョコレートソースと生クリームの組み合わせは大正義!!最高だな!!!
ハニハニのワッフルは相変わらずおいしいな!!

一人で感動しながら手が止まらない。
あっという間に食べてしまい、アイスティーを飲みながら心を静めます。
あああ本当に来て良かったなあ・・・。

ちなみにこの日はお嬢様多めでした。
やっぱりしらゆきちゃんは男女問わずファンが多いわね・・・だろうなと思うよね。
可愛くて気遣いがあってお話上手で、そりゃみんな好きになっちゃうよねぇ。

食べ終えて寛いでいたら、案内されてきて隣に座ったご主人様が、私の食べ終わったお皿に「happybirthday」の文字がまだ残っているのを見て「誕生日だったんですね、おめでとうございます」って!言ってくださったの!
優しさしかないなハニハニワールド!

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 伝票にもメッセージが書いてあって優しい(嬉泣)


そしてその後にお会計、お見送りは麗子ちゃん。
しらゆきちゃんに「ありがとねー!」とハイテンションでお礼を言って、カウンターにいたともよちゃんも見送りに来てくれたので「わああ久しぶり!又フロアでゆっくりお話しさせてね!」と挨拶。
麗子ちゃんが「ありがとうございました!またねー!」と階段ギリギリの所で見送ってくれて、嬉しい気持ちで階段を降りて退出。
あああやっぱりハニハニ最高だわ・・・ほんと好き・・・。

そして、まだ時間があったので、どうしようかなと思ったんだけど。
やっぱりここは誕生日当日で行っときたいな、ってことで、私の心のふるさと・MonsterPartyへ。
「あっバーバラさーん」とゆるく迎えてくれたオーナーのもなかちゃん。
ドリンクをいただきながら、他のお客様も交えてまったりトークタイム。
安心感しかない、やっぱりここは実家だな・・・。

MonsterPartyも誕生日特典があって、誕生日当日、あるいは前後1日に来店すると、バースデーチェキを撮ってもらえます。
ものすごくコンカフェらしい、お手本のようなお絵かきをしてもらって、素敵な誕生日の記念になったよ・・・嬉しい・・・。

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 お手本の様な可愛らしい落書きのバースデーチェキ。嬉しい!!

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 もなかちゃんが、色ペンを駆使してその場で描いてくれる。


居心地が良すぎてついつい長居してしまって、ああそろそろ帰って主婦をやらねば、ってことでおいとま。

いやー良い日だったなぁ・・・
という訳で、今年も充足した誕生日を過ごすことが出来たのでしたよ。
やっぱりいいな、メイドカフェバースデー!!!

【今日の総括】

何度やってもメイドカフェバースデーは最高としか思えない。
今年は自粛の気持ちになっていて、行った店も少なかったのですが、来年はもっと沢山のお店に行ってみたいなーと。(今から意欲満々です)

シャッツキステ 「屋根裏の開放と回想」へ 4.いつも心にシャッツキステを

屋根裏訪問の話。長くなりましたがこの項で終わりです。
(前の話はこちら

さて、室内のあちこちには、シャッツキステをテーマにした同人誌や、思い出のアルバム、訪問した方々が記した思い出ノートなど、貴重な資料が沢山が置かれていました。
皆さんでページをめくりながら、この世界に浸ります。

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 アルバムの表紙には、こんな可愛らしい刺繍が。

ところで、この屋根裏にある家具や調度品は全て、あの狭い暗い階段を、メイドさん達で運んできたそうです。
大きいカップボードが置かれていましたが、それも上半分と下半分に分けて運んだとか。
そして、屋根裏も、今営業している図書館も、壁や床など含めた内装は、全てメイドさん達が手掛けたそうです。

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 塗り跡に温かみのある壁や梁と、擦れた感じの可愛らしいベランダへの階段。

シャッツキステには、大きい電動のこぎりもあるんです」
「作業の時にはつなぎを着て、大きい荷物とか運んで」
「後輩のメイドが、メイドになって『こんなはずじゃなかった』と思ってなければ良いんですけど」
と楽しそうに語るアオイさん。

ゆったりとした時間が流れ、図書館のお店と同じく、丁度良いタイミングで注がれる紅茶。
一緒にいただくクッキーも、ものすごくおいしい。

それからお菓子の話になり。
「スコーンを作っても、シャッツキステのあのオーブンで焼かないと、やっぱり違う物になる気がするんです」
と柔らかい口調でお話しなさるシズクさん。

他にも、
「お店がなくなっても、”シャッツキステ”という存在が無くなるわけではないので・・・」
「ここはメイドがいますけれども、お客様は旅人さまという位置付けで、ご主人様とメイドという上下関係ではなく、フラットな関係なのが、余り他にはないかも知れないですね」
「萌え系のコミュニケーションがあるメイドカフェ、クラシック系のお給仕に徹したメイドカフェがあって、シャッツキステはそのどちらでもない第3の存在と言われます」
などなど、メイドさんお二人が話してくれました。

二人のお話し振りは、優しく穏やかで、でも明るく楽しくて。
皆が寛げる、和気藹々とした空気がそこにありました。

ああもうね。これなんだよなー。
シャッツは何もかも素晴らしいけれども、やっぱり、メイドさん達が何より素晴らしいと、私は思うよ。

そして勿論この内装、インテリア、紅茶の味、クッキーの味。どれも最高に素晴らしい。大好きです。
お目に掛かったことはないけれども、エリスさんという方のお持ちでらっしゃる、精神性というか、信念のようなものが、存在する物全て、細部至るまですっかり行き渡っていて。
そしてそこに、共感を越えて、共鳴しているメイドさん達が命を吹き込んでいる・・・というのが、他では味わえないシャッツキステという空間」なのだろうな・・・。
そんな事を思ったのでしたよ。

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見る物聞く事全てに、しみじみと感動して、思い入れを伺ったり語ったり。
そんな夢の様な時間があっという間に過ぎ去って。
気付けば、1時間半という時間が過ぎようとしていました。

ああもう、濃かった。
あっという間なんだけど、ゆったりしていた、不思議な時間でした。

お会計となり、シャッツキステのポイントカードにもポイントを付けていただいたんですけど。
戻ってきたポイントカードに、シズクさんのメッセージが書かれていてね。
そこには、「いつも心にシャッツキステを」ってあったんです。
それを見た瞬間泣きました。(これ書きながら又泣いてる)

こんなに人々の思いが詰まった、温かい空間にお招きをいただいたことは一生の思い出です。
私は今日ここに来たことで、来る前の自分とは違う自分になったような気がしています。大げさだけど。
良い経験をさせていただきました。ありがとうございました。

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 またいつか、その鍵が使われる時が来るまで。

シャッツキステ 「屋根裏の開放と回想」へ 3.空想の世界が、そこにあった

シャッツキステ、屋根裏訪問の続き。いよいよドアが開いて、というところから
(前の話はこちら

薄暗い廊下から、メイドさんに招かれるままに、足を踏み入れると。
そこは、薄暗い階段から一変、日の差す明るい空間。
そこは、正に「思い描いた秘密の隠れ家が、そのまま現れた」というような場所でした。

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メイドさんに案内されて席に着きます。
これがシャッツキステの屋根裏・・・。

木目を残して塗られた、重みがあるテーブル。
使い込まれた、ゆったりとした木の椅子。
白く塗られた板を貼って作られた壁。
漆喰の塗られた跡に、暖かみが感じられる梁。
重厚感のある、オーク色の窓枠。
壁と同じく、素朴な白塗りの棚と、そこに置かれた美しい本。
優しく灯る、可愛らしくて品のある照明。
内緒事も打ち明けられそうな、密やかな佇まいの個室。
あちこちに飾られた額や刺繍、絵、お花、手作りの人形、小物など。

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そこは、作り上げた人の愛と思いが隅々まで行き渡り、あふれ出て、こちらの心に流れ込むような・・・
圧倒されるほどに、素敵な空間でした。
殺風景な雑居ビルを、ここまでにするのに、どのくらいに手を掛け、思いを掛けたのでしょうか。


元々この場所は、ここでお店が始まった時から3年で閉じると言うことが決まっていて、その3年間、オープニングメンバーの9名のメイドさんが一人も欠けることなくお給仕を続けていたとか。

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 伝説の、オープニングメンバーのみなさまが。

そして、新たなお店が出来た後もここはひっそりと存在していて、この機会にまた開放された・・・ということだそうです。
どこからどこまでも、物語のような場所。


今日のお給仕を担当なさるのは、シズクさんとアオイさん。
各席に紅茶とクッキーが配られます。
ティーカップは、以前この場所で営業していた時に使われていた物だとか。

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 紅茶は勿論ですが、このクッキーが素晴らしく美味しゅうございました。

「どうぞ、ごゆっくりお過ごしください」との案内があり、写真も(人物が入らなければ)自由に撮って良いとのことだったので、お言葉に甘えて写真を撮りながらあちこちを見て回る事に。
見れば見るほど、撮れば撮るほど、本当に絵になる。
素敵すぎて溜息しか出ないや・・・。
ご一緒した皆さんと「いいですねぇ」「そうですねぇ」とうなずきあってうっとり。
(そう、この時ご一緒した皆様も、にこやかで穏やかで、シャッツ愛に溢れていて、素敵な方ばかりでした。良い場所には良い人が集まる・・・)

感動が止まらないまま、続きます。

シャッツキステ 「屋根裏の開放と回想」へ 2.不安そして暗がり

さて。シャッツキステ 屋根裏訪問の話、続きです。
(前の話はこちら

当日は、梅雨の晴れ間で暑い日曜日。
秋葉原の街を彼の地に向かって歩みを進めます。
行き慣れた秋葉原の大通りの裏手、普段は通らない道。
Googleマップを頼りに歩くけども。

えーっと?
マップのポイントと私の現在位置は重なっているけれども。
そこに、コンカフェっぽい場所は見当たらない。
ここ、なの?

恐る恐る、古びたビルの入り口を覗き込む。
そこには集合ポストがあって、1つのポストに「シャッツキステ」の張り紙が。
ここーーー???

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 入るのに勇気がいるアプローチ。よくよく見るとポストでそれと分かるけども。

意を決して中に入る。
暗く、狭い階段を上る。薄暗い。
いや、薄暗いを通り越して、急な階段を上るには心許ないくらい、暗い。
壁を手で伝いながら上らないと怖い。

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 ここを一人で上がっていくのは、別の意味で貴重な体験でした。

いやね、私それなりに色々なコンカフェに行きましたけど。
殺風景で入りづらい所は多々ありましたけれど。
入りづらさっていったらここはダントツです。

上りきった階段の所には、既にお待ちの方が(ちょっと安心した)。
その列に着いて、待つ事暫し。
ドアが開いて、「お待たせ致しました」との声掛けと共に、メイドさんが中に入れてくださいました。

何か引っ張るみたいであれですけど。続きます。

シャッツキステ 「屋根裏の開放と回想」へ 1.喜び、そして怖れ

【2020年7月】
秋葉原シャッツキステが閉店する」という衝撃のニュースがあってからしばらく。

公式Twitterで、閉店に関連したイベントとして「現在の店舗に移る前に営業していた場所で、人数を限ってのカフェイベントを行う」という告知が。
抽選制で、当たった人のみがその空間に行けるという話。なんて心ときめくイベント!
でもみんな申し込むだろうな、当たりはしないだろうな。
そんな軽い気持ちで申し込んだのですが。

そしてある日、在宅勤務中に、スマホにメールが届いたという通知が。
何かな?と思って開いたら・・・
タイトルは、

「屋根裏部屋へご招待いたします」


!!!!!
「わわわわあわ!!!!」
在宅で一人でデスクの前で、変な声出たわよ。
えええええ!??私が??私なんかが??いいの??本当に???

まずは驚き。そして身体の震えるような喜び。
そして次の瞬間に来たのは「怖さ」。

だってさ。シャッツキステ閉店というニュースは、秋葉原のコンカフェ界隈を揺るがした、本当にものすごい衝撃的な出来事であって。
その場所に、思い入れを持っている人の、その気持ちの重さも半端ない事は、そりゃもう分かりきったことなのですよ。

そんな中。
コンカフェ界隈をふらふらと楽しむだけの私が。
私のような者が。
そんな、行ってしまっていいんでしょうか????????
考えても考えても、逡巡は止まらない。

でもでも。
こうやって当たったからには、私の出来る事はただ一つ。
「私の見てきた事、聞いた事、感じた事をつぶさに書き残す。」
とりあえずこれを頑張ろう。と心に定めて、当日を待つ事に。

ところで、余談ですが。
当日を待つまでの間に、Monster Partyのもなかちゃんが、湯島のメイドカフェ気絶で、ゲストイベントをやったんです。
それに行った時、もなかちゃんの前の席は交代制だったので、色々な人と席を入れ替わり立ち替わりしていて。

その時、たまたま相席になったお兄さん。
世間話をしてる中、「コンカフェとか結構行きます?」と聞いたら。
「いや僕シャッツキステがすごく好きなんですよ」って仰るのよ。
更には「実は僕、シャッツキステの屋根裏のイベントっていうの、当たったんです」って!!!!
「ええええー私もなのーーー!」って声が出たよね。
こんな偶然ってある?(お時間伺ったら別の回だったけど)
という、びっくりな出来事もあったりしていました。
(ちなみに、彼のシャッツ愛も相当なものだった・・・聞いていて切なさで胸が詰まるくらいに・・・)

この項続きます

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 ちなみに気絶さんも良いお店でした。

メイドカフェ探訪記_お嬢様割のmorecunで和むトークタイム

【2020年6月】
最近、コロナウィルスによる外出自粛もあって、全くしてこなかった新規開拓。
気付けば行くのは慣れた店ばかりになっている。
こんなんじゃいかーん!新しいフィールドを切り開く気概を持たないと!

と思い立ったら止まらない、そんな折。
前から気になっていたメイドカフェ「morecun」が、期間限定で「お嬢様割」なるイベントをするという情報が。
普段はチャージ+ドリンク+チェキのセットで3300円なのが半額なんですって!
有り難い価格設定!!!

ってことで。仕事が休みの水曜日。
午前中に買い物を済ませ、更に夕飯の献立2品作って冷蔵庫に入れて。
新天地への期待と決意を胸にアキバへ向かう。

岩本町駅を降りて、中央通りに向かう道すがら。
あーなんでいつもアキバに来るとこうやって変に緊張するというかドキドキするのかしら?
これだけ何度も来てても、いつまで経ってもアウェイ感が抜けないんだよなー。

お店は、ジャンク通りのカレー屋さんの角を曲がった所。
前に来たら、お店の関係者の方らしき方がいらっしゃる。
「もあきゅんさんってここですか?」と聞いたら「そうなんですが、まだスタッフが来なくて・・・」と仰る。
あらそうなのね、そしたらしばらく待とうかしらね。
少ししたら、メイドちゃん達がいらしたので、お店に入ることに。

お店の入り口は、看板は出ているけれどもこれはちょっと普通には入りづらいわね、という、「こじんまりした会社の事務所」みたいな感じの雰囲気。
入ってみたらお店も非常にコンパクトな作りでした。

お手洗いで手を洗って(時節柄これ大事ね)、席に着く。
この日のメイドちゃんは、しおんちゃんとせなちゃん。
最初はせなちゃんが2号店からお呼び出しがあって席を外されて、しおんちゃんが対応してくれました。
最初に、お店のシステムと基本的なルールを説明してもらいました。

オーダーは今日のイベントのお嬢様割で、ドリンクはアイスティーをお願いすることに。
程なくアイスティーが出て来て、しおんちゃんが「このままでもおいしいんですけど、おまじないをするともっとおいしくなるので!」と仰り、一緒におまじないをする。
「萌え萌え、しおしお、きゅーん!」だそうです。オリジナルなのね!可愛いな!
「しおしおだからしょっぱくなるかもって言われます」とか言うことも可愛いなぁもう。

そしてここからは、しおんちゃんと、お戻りになったせなちゃんとの楽しいトークタイム。
この二人が、馴れ合いすぎず、構えた感じもなく、適度に親しく、非常に良い感じの距離感でお話ししてくれて、ものすごーーく話しやすい。
こちらから話をすると聞いてくれるし、その話題に関係する話を自分からも話してくれるし、素で楽しい。

チェキをどちらにするか言われて、おまじないをしてもらったので今回はしおんちゃんにお願いする事に。
マスクしたままの、ある意味レアなチェキを撮影。
そして、仲良しの二人が喋りながらチェキに落書きしているのが本当に微笑ましい。
出来上がったチェキにも更におまじないを掛けてくれるのよ!すごいわね!

そんなこんなで楽しい1時間はそろそろ終わりの時間に。いやもう楽しかったなー。
私が「すごく楽しかった!」と言うと「私もすっごく楽しかったです!」「あっという間だった!」と言ってくれる二人が可愛くて。
更に、出る時は扉を軽くするおまじない(そんなのまで!)というのをしてもらって、扉の所の可愛らしい絵も写真に収めて、二人とお別れ。
いや本当にすごーく楽しかったです。

こちら、所謂「萌え」なのか?というと、どっちかというと素で喋る感じで、萌え萌えなハイテンションな感じはないんだけど。それより何しろまあ〜二人が良い子で。
例えるならば「うちの娘の、すごく気立ての良いお友達と楽しくお話しした」感じ。
もーね、完全に気持ちが母モード。ちゃんとご飯食べてる?足とか腰とか冷やしちゃダメよ?って言いたいような気持ち。すごく和んだ1時間でしたよ。
放置なくずっと楽しめて、嬉しかったし楽しかったなー!

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扉にある女の子のイラストが可愛い♪


【今日の総括】
皆さんがmorecunいいよ、って仰ってた気持ちが分かった次第でしたよ。
こんなにお話し出来て割り引き価格なのが申し訳ないくらい。

メイドカフェ探訪記_取る物も取り敢えず、シャッツキステ

【2020年6月】
昨夜、シャッツキステ閉店の報を受けて、居ても立ってもいられず、今日お店に行ってきました。
それでもって、お店の中でブログ記事を書き上げました。
表記の乱れや細かく直したい所はあるけど、敢えてそのまま上げます。
「あの場所で書き上げた」という事が、大事な気がするので。



今、シャッツキステの、メイドさんのテーブルの脇の席でこれを書いている。
シャッツキステ閉店」
Twitterで告知されたそのお知らせを聞いた夜、体の中の何かがうしなわれ、そこがぽっかり空洞になったように思えた。

閉店時期は流動的で、12月から3月までの間だという。
まだ時間はある。あるけれども、その時間があっという間に過ぎてしまうことも、私は知っている。
混乱した気持ちを抑えられず、明くる日、仕事が休みなのを幸い、シャッツキステの開店時間に合わせて店を訪問した。

「お好きな席に」と言われ、メイドさんのテーブルの横の席を選んだ。紅茶は温かいものを頂くことにする。
こんな素敵な空間がなくなるという、その事が受け止められず、せめても目に焼き付けておかなければ…と店内を見回す程に、涙か滲んでくる。中高年の涙腺弱い。
茶店店内で一人しくしく泣くおばさんというのもなんだか気味が悪いと思うので、こうやって文章を書いて心の乱れを紛らわせている。

擦れた木の床。白く塗られた壁。どっしりとして、少し手擦れしたテーブル。不揃いの木の椅子。くすんだ暖炉。いつも見上げた時計。本の詰まった本棚。あちこちに飾られた、小さな花や人形。
その中を泳ぐように、ゆったりと店内に気を配り、お給仕するメイドさん
あの席は長女と来たし、あの席は次女と来たなあ。

だめだ泣く。すいませんほんとに見逃してください。
涙腺の壊れた中年に、メイドさんが折を見て注いでくださる紅茶は、染み入るように優しい。
そして、今日はお昼を食べていなかったので、ジンジャーベーコンスープをいただきました。これまた、沈む心に寄り添うような、しんみり、じんわりとした味わいがする。
スープもうまいけど、添えられたカボチャサラダがうまいなー。レシピ教えてくんないかな。

そして食後、やっぱりスコーン食べておきたいよな・・・と思って、オーダーする。
今日のお味はアールグレイ。そう、一番食べたかったお味。
ジャムはラベンダーとベリー。クロテッドクリームも添えてもらう。
ぐすんぐすんしながら紅茶を飲んでいたら、メイドさんから「今焼いておりまして、後10分位掛かりますがよろしいですか?」と聞かれる。
ということは、焼きたてが頂けるのね。なんという僥倖。勿論了承する。

そしてしばらくして、運ばれてくるスコーン。相変わらず目にも美しい。
アールグレイの香るほかほかとしたそれを二つ割りにして、香りの良いジャムと、クロテッドクリームをたっぷり乗せ、大きく一口。

えーん、おいしいよう。えーんえーん。(マジ泣き)
口の中でほろりとほどける、アールグレイと小麦の優しい風味。そこに加わる、ラベンダーの香りとブルーベリーの甘酸っぱさ、うまさを後押しするクリームのねっとりしたコク。
幸せです。悲しいけどおいしいです。本当に。
そうしてスコーン(大きい、ボリュームがある)を食べきる頃には、少し気持ちも落ち着いた。

そしてまた、紅茶を飲んでいる。
もう、入店して1時間以上経つのか。信じられないな。 居心地が、良すぎるんだよな。
紅茶がなくなると、ちょうど良すぎるタイミングで、注ぎにきてくれるメイドさん
館内を低く流れるバイオリン曲。
暖かな照明。
ああ、やっぱり大好きだなあ、ここが。

閉店と聞いてせっせと通うというのもどうなんだ・・・という自己嫌悪、あるいは原罪感に似たような気持ちの乱れはあるけれど、それでもやはり後悔はしたくないので、閉店までに機を見てまた参ります。
今日もごちそうさまでした。

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