バーバラの午睡

主婦の気晴らしお楽しみ。例えばメイドカフェとか。チョコミントとか。

メイドカフェ探訪記_ハニーハニー単独編

<2017年6月>
ハニーハニーに娘と行ってからしばらくの間、私は「本当に楽しかったなあ、おいしかったなあ」という気持ちを反芻しまくっていた。
 
そんなある日、私はものすごく久しぶりに「縫い物をしようかな」という気持ちが芽生えていた。
(元々縫い物は好き、でも面倒くさがりなのでなかなかやらない。時々思いついたように意欲が湧く)
そんな折に見つけたのが、「日暮里繊維街 サマーセール」のウェブサイト。生地問屋の街、日暮里で夏のセールが行われるという。
 
ハンドメイドの経験がある人は誰でもそうだと思うけれど、布地を選ぶ時には、種類があればある程気持ちが燃え上がり、喜びも増す。
日暮里は生地店が山のようにあり、選び放題。しかも価格設定が普通の手芸店よりも安いのに、それが更にセール!これは行くしかなかろう!
そこで経路をグーグルマップで検索。我が家から日暮里に行くには、秋葉原を経由する必要がある事が判明。
 
・・・秋葉原!?
という事は!こっちも行くしかなかろう!
という訳で、仕事が休みの平日の予定は、「日暮里で生地購入、お昼はハニーハニーで」という事に決定。
 
セール開催中の日暮里は大混雑。人をかき分け、あちこちの道を行きつ戻りつして、生地をしこたま購入。
足も良い具合に疲れて、一休みしたい!となった所で秋葉原に向かう。
 
秋葉原は、何回来ても土地勘が身についている気がしないし、アウェイ感が抜けない。
何しろ本当に同世代の同性がいないんだもの(同世代の異性はとても多い)。
やや緊張しつつ平日のアキバを行く。
 
ハニーハニーの入ったビルなんだけれども、前回来た時も申しました通り、ここの入り口がまたいかにも「アキバの雑居ビル」といった様子。
数少ない蛍光灯で照らされた薄暗い階段はどこまでもグレー一色。
前回は娘と勢いで行ったけども、この階段を一人で上るのはなかなかのプレッシャーだわよ。
 
それでも、ガラス戸を開けると「いらっしゃいませお嬢様!」という明るいお出迎え。ここまで、街も通行人もビルの入り口もグレーっぽい感じだったので、日差し差し込む店内とメイドちゃんの声の明るさにほっとする。
 
この日の日替わりランチはローストビーフ丼。ローストビーフ大好きなので迷わずこれに決定。
前回沢山お話ししてくれたメイドのあいりちゃんがこの日もいて、明るく話し掛けてくれて嬉しい。この日はほたるちゃんというメイドちゃんもいて、話をしていたら洋裁をする方だと判明。
布を買ってきた話をしたら「今度出来上がったら見せてくださいね」と言ってくれて可愛いなあ。
 
さて、運ばれてきたローストビーフ丼。「切ってある既成のローストビーフをそのままご飯に乗せました」という体ではなく、「オーブンで焼いて作ったローストビーフを出来るだけ薄く切りました」という、自家製感たっぷりの肉がこんもりの乗せられた物。
たっぷりソースが掛かり、さらにサワークリームと卵黄がトッピングされていて、とっても食欲をそそられるビジュアル。(よくあるローストビーフ丼のお店だと、サワークリームが気持ち程しか掛けられてない事がままあるけど、こちらはたっぷり掛けられているのもポイント高い)
 
・・・それにしても、ご飯の量が多くないかこれ。
食べてみると、ローストビーフは柔らかくてとっってもおいしい
ソースの味も好きだ!サワークリームと卵黄がまた味に変化を出していて良い感じ。
でもやっぱりご飯多い・・・。
 
メイドカフェが男性ターゲットの店である事をすっかり忘れていたよ。
これは男子がお昼にがっつり食べる量だな。
でも私ご飯残すの嫌いなのよね・・・と思いつつ、途中で一休みしていたら、ほたるちゃんがまた話し掛けに来てくれる。
楽しく会話しているとお腹も落ち着いたので、勢いでガッガッガッと丼を傾けて完食。
ふう。おいしゅうございました。
 
その後、満腹すぎてややぐったりしつつ、食後のアイスティーを飲んで休憩。少し落ち着いた所でおいとますることに。
会計後には、メイドちゃん達が皆「行ってらっしゃいませ!」と笑顔で手を振ってくれる。
嬉しい。可愛い。来て良かったわ・・・。
階段の所までメイドちゃんに見送られ、満ち足りた気持ちと一杯すぎるお腹で帰路に向かうのでした。
 
 
 

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こうして改めて見るとまた食べたくなりますなあ

 

 
【今日の総括】
サラッと書いたけれど、この日私は「一人メイドカフェデビュー」だったのよ!
観光とか一見さんとかを越えて、「行きたいから行く」ようになった自分・・・。
なにか壁を越えたというか、深みに足を突っ込んだというか。
でもでも、メイドちゃんは優しいし、ご飯は量が多くておいしいし、案外一人でも問題ない!という事が分かりました。
初めてのお使いを終えたような充足感。