何なのだろうこの衝動。
というか私は大体が「これ」と思ったらそればっかり集中して実行する癖がある。
私はそれを「神が来た」と呼んでいる。
例えば気軽な気持ちで読み始めた本を夜中2時まで掛かって完読させる「読み神」、キットカットが美味しくてしょうが無い「キットカット神」(出没頻度高)、焼きたてクッキーが食べたくて、連日焼かせる「クッキー神」(冬に頻発)などなどなど。
(ちなみによく巷に言われる「シャキ神」だの「そうじ神」はめったに来ない。どうしてかな?レアキャラかな?)
神が来ている時には、その事が至高!こんなに楽しい(おいしい)ことって他にあり得ないよ!という気持ちでいる。
そんな訳で私には今「メイドカフェ神」が降臨中らしい。
閑話休題。
そういう事で、荒ぶる神の巻き起こす衝動やむにやまれず、一人ランチでメイドカフェに行くことに。
それも、今回は「新規開拓」してみたいな!という思いつきを実行することに。
どこに行くかはかなり迷った。何しろどこが良いとか情報がないので。
あちこちサイトをチェックしていたら「ぴなふぉあ1号店があと少しで閉店」という記事を見つけた。
ならば行ってみよう!ということで、今回のターゲットに決定。
仕事早終わりの14時頃。秋葉原駅に到着。
勢いで入り口に向かう。
ドアを開けるや「いらっしゃいませー」というキラキラした女子の声がお出迎え。
初めてですか?と言われて頷くと、笑顔のメイドちゃんに席に案内される。その後、メニューやシステムについて説明が。
セットメニューが諸々あるけども・・・どれにしようかな・・・迷う。
仕事終わりで私はそこそこ空腹。
ケーキじゃ食事にならないけど、でもメイドカフェって男性ターゲットなので、ご飯物の量が多いんだよなあ(先日のハニーハニーで学習済み)。
熟考の末、「オムライスとドリンクのセットとチェキ撮影」をオーダー。オムライスのご飯は半量で。ドリンクはお勧めのお絵かきで。
「チェキは誰と撮るか考えておいて下さいね!」といわれる。
そしてオーダーがくるのを待つ間、メイドちゃんが話し掛けに来てくれる。可愛い。優しい。
お店がメディアに結構露出していることとか教えてくれる。
それでも、メイドちゃんちょっと話しづらそうだなぁ。
だよねぇ、あなた方からしてみるときっと私の年ってお母さんとか、あるいは叔母さんとかだもんね。
それが一人で来てもね(しかも謎に高ぶった変なテンションだしね)。
何喋る?って感じだよね。分かる分かるよ。
でも一生懸命話してくれてて、その頑張りが嬉しいよ。
そして待つ事しばし、まずはドリンクが運ばれて来る。アイスティーの上に泡立てたミルクが層になっている。
そこに「お絵かきしますね」とメイドちゃんが。初々しい感じで可愛い。
「何描きますか?」と聞かれたけども、「じゃ、お任せで!」というと、「えー私絵が下手なんですよ〜」と言いながらも、迷いなくチョコソースを走らせ、描いてくれたのが「パンダ」。
萌え〜!わーーーかわいい!すっごーい!とべた褒め。
そして!おまじないを!!!!
「おいしくなーれ!萌え萌えキューン!」
勿論、唱和させて頂く。これで、とっても美味しくなりました(笑)
崩すの勿体ないなあ〜と思ってたけど、暫くすると泡がしぼむのに伴ってパンダの輪郭も段々なくなっていった。寂しい。最終的にはチョコ+ミルク+紅茶 の味の飲み物に変化。今迄味わったことのない新感覚。
そしてそして、オムライスもやってくる。ご飯半量って頼んだけれども、普通にスタンダードなサイズのオムライス。半量にしといて良かった。
そして今度は違うメイドちゃんが「何を描きますか?」と聞いてくれる。
またまた「うーん、お任せで!」と言ったら「それじゃ、ピカチュウ描きますね!」と微笑んで、サラサラと描き始めた。
これまたうまい。線にブレがないの。あっというまに出来上がる見事なピカチュウ。
そして!更に「お名前教えてもらっていいですか?」と聞かれて答えると、今日の日付と共に、名前を書いてくれた!
名前は「○○お嬢さま」。お嬢さまの「嬢」が、まさかの漢字!さすがプロ!ちょっと感動した。
ああ素晴らしい出来映え!あー食べるのが勿体ない!
そして写真を撮っても良いか聞くと「じゃあ撮りましょうか?」と聞いてくれて、オムライスwith私の写真を撮ってくれる。気が利くね。優しい。
そして更に、またもやおまじないをしてくれると!先程とは若干違う振りで!萌え萌えきゅーん!
勿論今回も唱和させてもらい、おいしくなったオムライスを頂くことに。そりゃもう美味しい。なんせおまじない掛かってるので。
それにしても、オムライス食べ終わった時点で普通にお腹いっぱい。本来はこれがご飯倍だからね。やっぱり若年男性の食べる量ってすごい。
そして一息ついたところで、ことさら元気が良かったメイドちゃんを呼んで、「一緒にチェキ撮りたいなー」とお伝え。「わーいわーい!」って、喜んでくれて私も嬉しいよ。
そして、定番・カチューシャを着けて(うさ耳を選択)、いざ。
「こっちが光が入って盛れるんですよ〜」と案内してくれた入り口近くの壁際で、二人でハートを作ってニャンニャンポーズ!
ポーズ?しましたよ。そりゃあもう一片の照れもなくノリノリでね。
そしてチェキにお絵かきして持ってきてくれる。この絵が又かわいいいいいのよ!
そしてお会計を済ませ、「お気を付けていってらっしゃいませ!」の声と共に笑顔で送り出された次第。
メイドちゃんのキラキラした声を背中に受けて、秋葉原の駅に歩みを進めるのでした。
ピカチュウかわいすぎ。