バーバラの午睡

主婦の気晴らしお楽しみ。例えばメイドカフェとか。チョコミントとか。

何故、メイドカフェだったのか?

私はメイドカフェが好きだ。

私はそろそろ50の坂も見えてこようかという40代(2018年現在)だが、この年でメイドカフェが好きで何度も通っているという”同性は”かなり少数ではないかと思う。
(同年代以上のご主人様や若いお嬢様は沢山お見かけするんだけども)
今日は、「何故私のようなおばちゃんが、メイドカフェ好きになったか」という事の話。

私は数年前、「覆面調査」の仕事をしていた。
依頼を受けて、客として色々なお店に行ったりサービスを受けたりして、サービス内容や清掃が基準を満たしているかなどをチェックするというものである。
検索エンジンで「覆面調査」と検索すると色々な会社のサイトが出て来るけども、その中のいくつかで色々な案件をこなしていた。
対象となるのは飲食、物販の店舗が多いが、変わった所だと美容院とか、不動産業などもあった。トータルすると100件以上はやっていたと思う。 

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調査項目は、清掃状況や適切な商品提供、スタッフの対応など様々。
様々な店舗を回って、清掃状況やスタッフの状況を細かに見るという事を繰り返すと、普通にサービスを受けるだけでは気付かない事が色々見えてくる。
そんな中、「スタッフのコミュニケーションに対しての積極性は、店舗の雰囲気作りや、ひいては顧客に与える満足度に大きな影響がある」という事を実感するようになった。

お客様への挨拶、声掛け、会話等のコミュニケーションに意欲的なお店は、概ねスタッフが楽しそうに働いている。お客様の様子も良く気に掛けていて、気遣いもある事が多い。そういうお店は雰囲気も明るく、訪問した時の満足度が高い。
逆に、対応がぶっきらぼうでスタッフに笑顔のないお店は、何だか殺伐としていて、料理がおいしくても扱う商品の品質が良くても、居心地が悪く、物足りなさが残った。

となると。「スタッフが積極的にコミュニケーションを取ってくれる店=スタッフが客をもてなそうというホスピタリティがあり、居心地がいい」という事になる。
多くの店を見て行く中で、私はそういう「ホスピタリティの感じられる店」を好むようになった。
「ホスピタリティのある対応が受けられる店やサービス施設が大好き」という、いわば「ホスピタリティクラスタ」「おもてなしクラスタの誕生である。

そういった好みが形成されてからしばらくの事。ふとしたきっかけで、私は娘とメイドカフェに行った。
そして知るに至る。
メイドカフェ、コンセプトカフェって、私の思うホスピタリティの感じられる店そのものじゃないか!」という事を。

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勿論、全てのメイドカフェ、コンセプトカフェで確実にいい接客が受けられるとも言い切れないんだけども。
それでも「メイドカフェ」「コンセプトカフェ」を謳っているアキバの店では、笑顔で「おかえりなさいませ」「いらっしゃいませ」という挨拶が行われる事は(普通の飲食店よりは圧倒的に)多い。
そして店員が客に「こんにちは、今回は初めて来られたんですか?」などと話し掛けてくる確率も相当に高い。
そういう挨拶や声掛けをする時は人は大体笑顔で話しかけるものであるから、自然接客は全体的に笑顔で行われる事になる。
それはすなわち、「お客様をもてなそうという態度」そして「店内の明るい雰囲気」につながるじゃないのよ!すげー!と思ったのだった。

という訳で。
「ホスピタリティクラスタ」という私の嗜好に、メイドカフェ・コンセプトカフェは、ぴったりとはまり込んだのである。
そこからは機会を見てはメイドカフェ、コンセプトカフェに行くようになり、その都度笑顔で楽しい接客を受けて、「ああやっぱりメイドカフェっていいなぁ・・・」という満足を日々味わって、今に至る。という次第。

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これが私がメイドカフェ・コンセプトカフェに通うようになったいきさつでありました。
これからも、私の好きなおもてなしを求めて、メイドカフェ・コンセプトカフェをさすらう日々は続く(といいなぁと思ってる・・・)。