バーバラの午睡

主婦の気晴らしお楽しみ。例えばメイドカフェとか。チョコミントとか。

メイドカフェ探訪記_「最果て」で、メイド喫茶の奥深さを知る年の暮。

さて昨日、ハニハニのことを書いたんですが。
同日、ずっと行きたかった「最果て」さんにも行ってきました。その時の話。

【2020年12月】
今年の秋にニューオープンして以来、ずっと気になっていたお店がありました。
そのお店の名前は「最果て」さん
店名からして雰囲気があって、なんだか期待値高まるじゃないですか。

しかも、お店のオープン前に一度、オーナーの方と「気絶」さんでお話しする機会があって。
これだけ、「コンセプトカフェ」を謳うお店が乱立する中、敢えて「メイド喫茶」を掲げてお店を立ち上げるという事を伺って、「それはすごい!」と興味を惹かれておりました。

Twitterもフォローして、そりゃもう行きたいよね!って思ってたんですけども。
オープンが18時からというのが主婦には障壁でした。
その時間は普段、台所でご飯作ってるもんでね・・・。

そして、夜でも動けるという余り無い日が巡ってきた時、じゃあこの機会を逃す手はないな!
ってことで湯島へ向かいました。
(その前にはハニハニに行ってるし、モンパも寄り道してきた。楽しいカフェのハシゴ旅。)

Googleマップを見ながら進む事しばらく。
湯島の細い路地は完全に飲み屋街。
フィリピンパブと思しきお店のドアがガッと開き、路上に流れ出すカラオケの大音量。
そこから現れた、ミニドレス姿のガッチリ体型のお姉さんが、ドアの前で異国の言葉で誰かと電話してる(声でかい)。
私の日常には余り無い光景で、ドキドキしつつもちょっと楽しい。

そんな道程を経て、到着した最果てさんの入るビルは、やっぱり飲み屋さん風の風情。
階段を上りつつも、下戸の主婦には場違いだったかしら・・・と、怖じ気づきそうになる心。

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 ちょっとだけハードルの高さを感じる入り口。

でも私は知っている!ここがメイド喫茶であることを!
って訳で、気合いと共にドアを開けます。

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 この看板がとっても素敵。ここが最果ての地か・・・という感慨を誘うような。

店内はお客様が沢山の大盛況。
入店した事にすぐ気付いて、明るい声で出迎えてくれるメイドちゃん。
和装風の、大正ロマン的な雰囲気の制服が大変可愛らしいです。
手にハンコを押されて、それが消えるまで手を洗うシステムは気絶と一緒。
(最果てのオーナーさんは気絶大好きな常連さんで、店舗運営上の色々な事が気絶に影響されている様子)

そして奥のソファ席に案内されました。
こちらはチャージ+ドリンクオーダーか、飲み放題かを選べます。

 

状況によって、どちらか選べるのは有り難い!
今回は、ドリンクもフードもお腹に入れてきてしまったので、チャージ+ドリンクにしました。
メニューを見て、マンゴードリンクをお願いする事に。

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 ロゴのスタンプの押されたコースターも可愛い。喫茶店らしいテーブル備え付けのメニューも好き、

店内には、アンティークな時計とか電話とかランプとかのインテリアがあちこちに。
それらが、元はスナックだったであろう重厚感ある内装と非常にマッチして、独特のゆったりした空気感があります。
その、日常からちょっと離れたような空間に、和風の制服+白エプロンのメイドちゃんが立ち働いている様子は・・・本当に心に刺さる・・・素敵だ・・・。

 

  こちらが制服。品があって控えめだけど、フレアスカートの華やかさもあって、ほんとに素敵。



メイド喫茶のならいとして、案内されると最初に名前を聞かれます。
私も「バーバラ」っていう、我ながら正体不明な二つ名を名乗るようになって、それなりに年数過ぎてるんですが、未だに自ら名前を言う時はちょっと気恥ずかしくて「あ、バーバラ・・・で・・・オナシャス」ともにょもにょ言ってしまうんだよね。
それを「素敵なお名前ですね」と笑顔でフォローしてくれるメイドちゃん。
優しさしかない。

この日のメンバーは、鏡花ちゃん百瀬ちゃんここなちゃん、まいめろくん、抹茶らて利休ちゃん、そしてオーナーのおさにゃんさん でした。

時節柄、メイドちゃん達は皆さん、きちんとマスクを着用なさってます。
それでも、笑みの絶えない目元と、明るい声掛けから、もてなしの気持ちがしっかりと伝わってきます。
初めてだけど、何故か寛げてしまう、不思議な感覚・・・。

そして、メイドちゃんはどなたも、本当に話し上手で楽しい。
端の席だったけど、メイドちゃん達が入れ替わりでお話しに来てくれて嬉しかった!
オープンから数ヶ月とは思えない、皆さんのトークスキルの高さも素晴らしい。

中でも特に「楽しい事は、いつも自分の心の向くままに楽しんでいきたいよね!」という話が心に響いた、抹茶らて利休ちゃんに、ツーショットチェキをお願いする事に。
「二人で腕でハートを作る」という、生まれて初めてのミッションをやり遂げました。
この年でも初めての事が色々あってほんと楽しいです。
そして落書きもしてもらって大満足。チェキ最高だ・・・。

そんなこんなで、あっという間に過ぎる1時間。
帰り際、おさにゃんさんと少し話が出来ました。
「この店は気絶っぽさを意識している」という旨の事を仰るおさにゃんさん。
でも、実際にどちらも体験してみて、「最果てさんの方が、メイド喫茶を掲げているだけあって、より明るく開かれた感じがしますよ〜」というような事をお伝え。
(ちなみに気絶さんは、メイドちゃんもお客さんも心を休めに行く”森の中の巣"ってイメージ。←個人の感想です)

そして、皆さんに「又来るねーありがとう!」と手を振って、メイドちゃん達に笑顔で見送ってもらってお店を後にしました。

ちなみに、私の滞在時もお客様は次々来られて、本当にずっと大盛況。リピーターの方が多い様子でした。
又来たくなるその気持ち、非常によく分かります。

アキバのメイドカフェとも違う、コンカフェとも違う、ガールズバーとも違う、独特の心惹かれる雰囲気、そして楽しさがあるこちらのお店。
メイド喫茶の世界は奥が深い・・・。
しみじみと感じ入りながら、湯島を(今度はなるべく大通りを通って)後にしたのでした。

【今日の総括】
お席は終始満席に近い状態で、店内はあちこちで話に花が咲いている状況。
なのに、賑やかだけどうるさくて話も出来ない、疲れる、という感じが全然なかったのが不思議。ただただ、楽しかったです。

さて、今年も1年ありがとうございました。
また来年も楽しくカフェ巡りしたいな・・・早く屈託なく色々な事が楽しめる情勢に早くなりますように・・・。
(余談ですが、年内最後のブログ更新が「最果て」って出来過ぎじゃない?)