バーバラの午睡

主婦の気晴らしお楽しみ。例えばメイドカフェとか。チョコミントとか。

紅茶のおいしいお店 MarionettePartyは、ドールにも人にも優しい、寛ぎの空間でした。

【2022年10月】
私の心の実家、MonsterPartyが、浅草に移転オープンしたのは前回書いた通りなんですが。

では、以前書いた「4Fまで上がるのがしんどい、旧MonsterParty」はその後、どうなったかというと。
なんと、系列店として、全く違うお店になっていました!

今回は、MonsterPartyとは全く毛色が違う、さりとて普通の喫茶店でもない、新しいお店の事を書こうと思います。

新しいお店の名前は「MarionetteParty(マリオネットパーティ)」。
こちらのお店のテーマは「ドールフレンドリー」
○ドール全般、キャストドール、球体関節人形など
○ドール面(ドール風の仮面、ドールマスク)
○フィギュア、ぬいぐるみなど
・・・という、ドールに関する趣味を楽しむ皆さんに優しいお店、との事。

 

ちなみに、私はドールの趣味はないんですけれども、紅茶と、紅茶に合うフードがおいしいお店と聞いたので、そりゃもう行きますよね。
なお、システムや概ねの料金については、以下のツイートに説明がありました。

 

チャージは90分で500円、紅茶は1100円。紅茶はポットサービスで3杯分くらいでした。

 

ということで、久しぶりの秋葉原の片隅です。
例の階段を4階まで上がります。
(おおやっぱりきつい・・・身体がなまってたよ・・・。)

4Fまで上がると、アンティークな内扉が。アプローチから既に可愛らしい。
扉を開けると、「いらっしゃいませ」と、店員さんが和やかに出迎えてくれます。
そして店内へ。

わああ!すごい!前と全然違うーーー!
店内の、以前の原宿的、カラフルカワイイ感じは消え失せ、クラシカルな雰囲気にがらりと装いを変えていました。
店長さん自ら手掛けたというインテリアは、どこを切り取っても絵になる場所ばかり。
こんなの女子みんな好きでしょ!素敵過ぎる!

 

 
 前のお店の影がまるで感じられない、クラシカルでうっとりするような空間。

 

お好きな席にどうぞ、と言われて迷っていたら、店員さんがソファ席に案内してくれました。
店内は、壁紙や床、テーブルに椅子まで、重厚さと暖かみがあって、旧い洋館の応接室のよう。
アンティークな家具や棚には、可愛らしい小物があちこち配置されていて、見ているだけでときめきます。


そしてこちらのお店は紅茶がおいしいのが「売り」とのこと。
テーブルのメニューには、様々な種類の茶葉が記載されています。
とても選べない!と思いましたが、味の説明や選び方など、店員さんがアドバイスをしてくれるので安心。
フードは、これまたちょっと他になさそうな、レバーペーストのトーストを選んでみました。

しばらくすると、紅茶とフードが運ばれて来ました。
サーブしてくれたのは、メイド服姿の可愛らしい店員さん。こちらのお店の雰囲気ととても良くお似合い。
(ちなみに、メイド服姿の方は毎回いらっしゃるわけではないそうなのでご注意を)

ポットの隣には砂時計が置かれ「砂が落ちきった時が飲み頃です」との事。
可愛らしいティーコゼーも一緒に置かれて、気分が上がります。
素敵なカップに注いでいただくと・・・ふんわりと広がる香り、口当たりの良い柔らかい風味で、大変おいしゅうございます。

更に、レバーペーストのトーストがこれまた美味で。
私レバーは正直そこまで得意ではないんですが、これはレバーのクセがなくてとても食べやすい。
そして上にたっぷり掛けられた、粗挽きの黒胡椒がまた、良い仕事をするんですよね・・・。
塩加減も丁度良く、あっという間に食べてしまいました。

 

 
 至福の紅茶とフードのセット。

 

アンティークの時計が時折時を告げる中、店員さんと時折言葉を交わしつつ、紅茶を頂くひとときは、何とも優雅。
街中の喧噪を忘れるような、ゆったりとした時間が流れます。

店内には、お客様としてドールのオーナーさんがいらしており、その方のドールさんも見せていただきましたが、驚くほど精緻で大変美しかったです・・・。

 

 
 棚にある小物を眺めるのも楽しい。ドール面も飾られていて、精巧でいつまでも見てられる美しさ・・・。

 

心地良い時間をのんびり過ごして、それからおいとま。
いやぁ〜良い空間だったなぁ・・・。
私はドールの事は全然分からない、知らない人間ですが、それでも全然問題なく、とっても寛げるカフェでした。
そしてドール好きな方には、ご自身のコレクションと共にこの空間を楽しめるというのは、とっても素敵な事なのだろうなと思います。
秋葉原の散策の途中、優雅な気分でお茶を楽しめるようになるのは嬉しい。

ビル入り口の殺風景な所から、階段を上がって、あんな素敵な空間が待ってるなんて・・・!
新しい秋葉原の隠れ家、ここは本当に穴場ですわね・・・。

 

※この記事の内容は、2022年10月現在のものです。
最新の営業時間やシステムなどの情報について、詳しくは、公式Twitterでご確認くださいませ。

https://twitter.com/hi_marionettept