バーバラの午睡

主婦の気晴らしお楽しみ。例えばメイドカフェとか。チョコミントとか。

働き方改革の恩恵、大阪名古屋一人旅<その8>裏路地の秘密のお部屋、ブルーペコで胸高鳴るティータイム

うううブログの間隔が開きすぎてしまったよう・・・
私事ですが(と言ってまあこのブログ自体が私事ですが)、旅行後に片耳が難聴になってしまって。(今は聞こえはほぼ完治してます。大きい音や賑やかすぎる場所はまだ苦手だけどね・・・)
そんな訳で、文章を書くという事に気持ちが向かず。
でもさすがに放置し過ぎよ私。
ってことで、楽しかった思い出を振り返ります。

【2023年5月】
さて、今回の旅行の、カフェ巡りの最後の目的地「BluePekoe(ブルーペコ)」さんへ。

こちらは商店街から少し離れたお店。
Googleマップを見て進み、ここ。という地点にたどり着くも、それらしい店は見当たらず。
んー・・・?と考える事しばし。

もしかしたらこの裏の通りかな・・・と思って歩き始めてふと見ると、かなり細い路地が。

 


ここ入ってだいじょぶ・・・?と思った道

もしかしてここなのか・・・と、半信半疑で進むと・・・
あった!ここだ!
分かりにくい!まさに隠れ家!この時点で既に胸が高鳴る!

 


だってこんな路地の奥にこんな可愛いお店があるとか思わないじゃん・・・(嬉)

ひっそりした店構えは何しろ大変に可愛らしい。
暖かみのある青いドアを開けると、中のカウンターから明るい声の挨拶が。

今回は、カウンターの席にご案内いただきました。
初めて、ということでまずはシステムの説明。
タイムチャージが1時間平日は600円、土日祝日は1000円で、1時間ワンドリンク制との事。
(※2023年5月現在)

平日日中はチャージ込みのメニューが各種あって、1500円で紅茶とスコーンのセットがあって魅力的だったけれども、この時は、アイスティー2杯で1000円というお得な紅茶セットをお願いする事に。

こちら、店内の内装やインテリアがとてもお洒落で素敵。
女子の心への訴求力よ・・・


青を基調とした素敵な店内。可愛らしいガラス窓から自然光が沢山入るのも良いのよ・・・。

この時案内してくださったのは桜花さん
メイド歴が長い方で、このお店に限らず他のお店でもお給仕をしているそう。
こちらの制服は、店名通りのブルーのワンピース+白エプロンで、ありそうでなかった感じでとても可愛くて桜花さんに良くお似合い。

でもって、桜花さんはメイド業界にもとてもお詳しい!
東京にもたまに来られるそうなので、モンパの話を出してみたら「ああ!知ってます!すごく気になっててTwitterフォローしてます」と仰ったのでびっくりよ!!
更に「蚕の子もいますよね?」って、絹ちゃんの事もご存じだったわ。すごい!


紅茶大変おいしゅうございました。そして、未だにこの写真を見ては「スコーン食べたかったな・・・」と思ってる。


桜花さんに伺った話では、大須メイドカフェだけが70軒くらいあるそう。
商店街では毎月お祭りがあるそうで、パレードも行われるらしい。
桜花さんはアイドル活動もしておられて、お祭りでは歌ったりもするとか。
いいなぁ、楽しいなあ大須

折角楽しく話していただいたので、記念にチェキをお願いする事に。
こちらのお店はツーショチェキはNG、との事でピンショットをお願い。
こだわりの見上げポーズのチェキに、可愛らしいお絵描きをしてくださいます。嬉しい〜!

楽しいお話とおいしい紅茶で、1時間はあっという間に過ぎて、そろそろお時間。
扉の所で丁寧にお見送りをしてくださる桜花さんと、他の方の対応をされていてお話しが出来なかった礼さんという方の、温かい挨拶を受けておいとましました。

いやぁこちらも良かったよ・・・
路地裏のお洒落空間で、おいしい紅茶を飲みながらお喋りに花が咲くって。
良い。良すぎる。

どのお店もそれぞれに素敵で、満足な気持ちで帰路に向かったのでした。

【今日の総括】
名古屋を訪れて思うに、メイドカフェ文化の何もかもが良い。
やっぱり喫茶の文化が厚いってこういうことなのか・・・(感服)

大須の各店は、その存在が生活感のある商店街に違和感無く溶け込んでいて、足を運ぶハードルの低さが本当に羨ましい。
アキバは、暮らす街というよりはやっぱり「電気街」で、街をゆく人の数は男性>女性で、今でもアウェイ感が常にあるので。

そして今回訪問した各店、クラシカルな雰囲気なのに接客は親しみやすい、というのがまた何しろ、「私の求めていた物が全てそこにある」という事で・・・最高過ぎる・・・

ああ名古屋がこんなに面白い所だとはついぞしらなかった。
また絶対行くから名古屋。

働き方改革の恩恵、大阪名古屋一人旅<その7>商店街のお屋敷「メイリーフ」に心を鷲掴みされてきた

身辺バタバタしてたら更新遅くなりましたが、続きやっていきます。

【2023年5月・3日目/
3軒目】
さてさて、前回の続き。

ここ大須というのは存じませんでしたが、商店街が有名なんですね。
縦横に広がるアーケードは、モンパのある)浅草にもちょっと似てると思ったのですが、それより良い感じに観光ナイズされすぎていない、生活感に根ざした感じ。

スーパーやドラッグストアに、カフェや古着屋さんなどが入り交じり、年代層のターゲットが余りにも広いその並びにワクワクします。


商店街の中に突如現れた招き猫。

 

そんな一角に、目指すお店「メイリーフ」があるのですが。
・・・入り口、お洒落すぎない?
メイドカフェというよりは「お洒落な女子の皆さん御用達のカフェ」といった趣き。
入り口にメイド服が着せられたトルソーが飾ってあるので、かろうじてメイドカフェと分かるけれども。


このメイド服と黒板がなかったら、全くメイドカフェとは分からない!そしてメイド服可愛い!


さて、素敵なステンドグラスの施された扉を開けると、中はダークブラウンの重厚感ある店内。
奥から、ロングワンピースのメイド服をお召しのメイドさんがしずしずとお越しになり、店内に案内されます。
暖炉の前の素敵な席に案内いただきました。

今回が初めての来店と告げると、お店について説明してくださいます。
平日ティータイムの営業はチャージはなく、ワンオーダー制との事。ありがたい。
土日祝と夜の営業はチャージ500円だそう。

ドリンクを迷って、本当は店名が「リーフ」という位だから紅茶が良いんだけれども、先程がフレーバーティーを頂いてきたので、ミックスジュースをお願い。

ここまで、メイドさんの応対は、丁寧で抑制のきいたご様子。
店内の重厚さとも合っていて、お静かな感じのお店なのね・・・。
(と思っていたのよ、最初は。)

店内を見渡すと、床や壁や家具に重厚感があって、まさにクラシカルという雰囲気。
メイド服はグリーンで、胸元にストライプのリボン、白のエプロン。
ロングメイド服ながら、色がやや明るいので、軽やかさがありとても可愛らしいです。

さて、しばらくしてミックスジュースがテーブルへ。
甘くてミルキーで、胃に優しくておいしい。
この優しさが、旅疲れの身体になんとも有り難い・・・。

 


何とも可愛らしいお席!素敵!


しばらくすると、テーブルに、丸眼鏡に白のメイドキャップに三つ編み、という、まるで物語から現れ出たようなお姿のメイドさんが話し掛けに来てくださったよ!
会話が出来るカフェとは存じませんでした。嬉しい・・・。


彼女のお名前はミクちゃん
飾らないご様子の、笑顔での自然なお話し振りが楽しい!
ちなみに話題は眼鏡女子いいよね!とかそんな話をww

その後、最初に案内してくれた、キリッとした雰囲気が素敵なメイドさんもお声を掛けてくださって。
この方のお名前はアヤメさん(ちゃんじゃないんだよなぁ、さんなんだよなぁ・・・)
彼女は紅茶のアドバイザーの資格をお持ちとの事。ますます正統派、本格メイドさんだ・・・素敵・・・。
でも、お話ししてみたらお茶目さもあって、そのギャップが大変可愛らしい方。

その後、ヒカルさんという方もお話ししてくださったのですが、とても向上心と探究心がおありでね。
メイドというお仕事に向き合う姿勢がとても素晴らしい!
そのひたむきさに心打たれながら、会話がとても楽しかったのです。

あともうお一方、メイドさんが店内にいらしたと思うのですがご挨拶できず。
この日は、平日日中なのに結構店内混み合っておりました。人気店ですね。

折角なので、最初にお話ししたミクちゃんにチェキをお願い。
本当は皆と撮りたかったな・・・というくらい、皆さんそれぞれの個性が際立っていて、とても楽しかった!!

そしてお会計。ポイントカードも作っていただきました。
帰ろうとすると、ドアはアヤメさんが開けてくださるのよ!お見送りまで抜かりなし!!
「それはわたくしの仕事です」と仰るお姿に、帰り際なのに一段と高まる心。
素敵な対応に感動しつつ、お礼を言っておいとましました。

ああ・・・こちらも、とてもとっても良いお店でした・・・
クラシカルで物静かなお店かと思いきや、お声掛けがたくさん・・・
落ち着きと楽しさの両立・・・ねぇこんな素敵な事ってある??どうしよう。

っていうか名古屋いいね?というか良すぎるね?
ということでまた続く。

(ちなみにメイリーフでもモンパの話をしたよ!)

働き方改革の恩恵、大阪名古屋一人旅 <その6>光差す本棚に素敵がありったけ詰まった 大須「コモレビフィーカ」

【2023年5月・3日目/2軒目】
さて。前回書いた通り、モーニングで満たされて、今日のカフェツアーを開始する事に。

今回はちゃんと調べて、無謀に歩くとかはいたしません。バスに乗って参ります。
ということで向かったのは、大須にある「コモレビフィーカ」。
前の「スターリーフォレストアキハバラ」、今は「BLUEEGG AKIHABARA」の、かふかちゃんという方からお聞きして、気になっていたお店。

バス停を降りて、住宅と商店が並ぶのんびりした街並みを歩くことしばし。
商店街の入り口に看板を発見。
エレベータを上ると、雑居ビルの中とは思えない、良い意味での違和感ある扉が・・・。
可愛らしい雑貨屋さんのような入り口で、余り緊張も感じずに、すいっと中へ。


店内は、雑居ビルのワンフロアとは思えない、木調の落ち着いたインテリア。
壁が一面本棚になっていて、沢山の本が置いてあるのが印象的。
窓が大きくて、自然光が沢山入ってとても心地良い空間・・・。
聞くと、店内にはオルゴールがあって、時間になると演奏が始まるのだとか。
(この時は時間が合わずに聞けず。本当に残念)



席に着くと、まずシステムのご案内が。
入館料として1回300円、それにタイムチャージが1時間700円。
そして1時間ワンドリンク制とのこと。
初来店の時だけ選べるセットというのがあり、チャージ1時間分+ドリンク+チェキで2300円とのことなので、そちらをお願いする事に。

店内の黒板には、この日の限定フードメニューやお茶のメニューが書かれていて、こちらも心惹かれる・・・。

ちなみにここでは、女性客は「マダム」と呼ばれるんだそうです。
そんな呼ばれ方生まれて初めてで、めちゃくちゃときめくよね・・・。

最初に対応してくれたメイドさんもちこちゃん
お名前の由来など聞いていたら、カウンターの中のキッチン担当の方(後でお名前を伺ったら、みずきさんと仰る方でした)から笑顔で「もちこさん、お話が楽しそうですけれど、最初にオーダーを通してからお話ししてくださいね」とご注意が。
「あぁ〜すみません!ついつい!」と慌てるもちこちゃん。

この、注意をする方も受ける方も笑顔のやり取りが、このお店の世界観にとてもマッチしていてね・・・。
物語の一場面のようで、めちゃくちゃ良い瞬間に立ち会わせていただいた気分。
初っぱなから心が掴まれてしまったよ。

ドリンクは、この日のお勧めだったエルダーフラワーティーを頂きます。
マスカットのような爽やかな香りが、初夏にぴったり。


小さいお菓子が付いてくるのが、いかにも名古屋風で可愛い。

お茶を楽しんでいると、もう一方メイドさんがお越しに。
いらしたのははすみちゃん

この方はメイドカフェ・コンセプトカフェがお好きだそう。
なんと、東京ではハニハニにも行かれたことがあるとか。一気に湧き上がる親近感。

メイドカフェの話が出たよね、ってことでここでもモンパを宣伝
我ながら良く訓練された常連客だなぁ。
(全然話は違いますが、メイドカフェでモンパの話をすると、「ああ知ってます!前に来た方が話してました!」って言われる事が何度かあって、客の皆さん頑張ってるな・・・とほっこりする)

もちこちゃんも、はすみちゃんも、そしてみずきさんも、応対にどこかおっとりした所があって、その温かみある応対に心が和む・・・。

折角なので、もちこちゃん、はすみちゃんとチェキを撮っていただきました。
お二人ともお絵描きも上手!

楽しい時間はあっという間に過ぎて、そろそろおいとま。
笑顔のお二人から丁寧なお見送りを受けて外へ。
ああ・・・すごく良かったなぁ・・・。

自然光が沢山差し込み、風が通る店内には大きな本棚に本がたっぷり。
そこにおっとりしたメイドさんが笑顔でいらっしゃる。
本当に私の大好物が詰まった空間だったよなぁ・・・
それが雑居ビルにあるというのが、秘密基地のような感覚でまた心をときめかせるのよ・・・。

是非もう一度遊びに来たい・・・次は本棚から好きな本を抜いて眺めたりもしたい・・・オルゴールも聴く・・・と心に定めつつ、商店街に進むのでした。

続く。

働き方改革の恩恵、大阪名古屋一人旅 <その5>名古屋の朝はぴよりんモーニングから

【2023年5月・3日目/1軒目】
しっかり睡眠を取り、目覚めの良い朝。
泊まったホテルに大浴場があったので、朝からお風呂に入って温まり、すっきりサッパリした旅行最終日。
身支度を済ませて、ホテルをチェックアウト。

途中、これからお仕事です!という人達がオフィスに向かう様子を見て、頑張れーと思いつつ、名古屋駅へ。
駅に着いて、巨大マネキンのナナちゃんを発見。嬉しくて写真を撮ったり。


場所を把握してなかったので、正に突然現れて「いた!!!」という感じだった。


そして荷物をコインロッカーに入れて身軽になって、まず行くのは名古屋名物モーニング。
前日に、ネットで「名古屋のモーニング」で検索して、行きたいお店があったのよ!

それは名古屋の駅構内、「カフェ・ジャンシアーヌ」。
まだ10時前だというのにお店は順番待ち。
一人だったので、さほど待たずに中に案内されました。
食べたかったのは「ぴよりんモーニング」!!!

ぴよりんとは、今回の旅行で初めて知ったんだけど、名古屋の名物スイーツであるらしい。
ぴよりんモーニングというのは、ドリンクとトーストとサラダで構成される一般的なモーニングに、ぴよりんが1個(1匹?)ついてくるというもの。
これは食べたいでしょ!

ということで待つ事しばらく。お盆が運ばれてまいりました。
なんと、トーストにもぴよりんの焼き印が押されている・・・可愛いな・・・。
(ちなみに、オプションであんこが追加できます。私は勿論付けました。)

 

 

まずはパンから。バターでぴよりんを塗り込めて、あんこを乗せていただきます。小倉トースト
おおーこれはおいしい。バターとあんこは合うな!
そしてパンそのものがとてもおいしい。
昨日の岐阜のパンもおいしかったし、モーニング文化がパンのレベルを底上げしているのかも。

さて、ヨーグルト、サラダと食べ終えて、いよいよ対峙するぴよりん。
個体差があるのでしょうが、私の所に来た人は、心なしか傾きがあり、ちょっと小首を傾げてこちらの顔を見ているようにも見える。
食べづれーーーー!
でも食べるけど!

 


食べるの・・・?って言ってる顔。


ぴよりんの中身はプリンとババロア。柔らかで優しい甘さ。
朝から頂くのに丁度良い軽さであっという間に完食。大変おいしゅうございました。(合掌)

満足の心持ちでお会計を終え、店外に出てみると、テイクアウトでぴよりんを求める人々の列が。
ていうかさっきまでガラスケースにみっしりいたぴよりんが、かなりいなくなってる!
すごいねぴよりん!


これは開店前。食べ終えて出て来たら、上段の群れが残りわずかになってました。


お腹も満たされたので、さぁ今日のお店巡りが始まるよ!
ってことで続く。

働き方改革の恩恵、大阪名古屋一人旅 <その4>鶴舞の幸せな夢、シークレットチェンバー

【2023年5月・2日目後編】
さて、夜景と夜風を楽しんで、良い気分の所で、今回の旅の最大の盟友・GoogleMap先生にこの後の行き先の経路を聞くんですけど。
バスで行くらしい。
しかし、バス乗り場が・・・どこか分からない・・・
(この時は画面上で位置情報がうろうろしてた。そもそもバスが出るのも、地下なのか地上なのかそれ以外なのかよく分かんないし・・・)

電車だと、鶴舞という駅が最寄りのようだけれども、ここから徒歩でも20分位らしい。
じゃあ、散策も含めて歩きますか。ということで。
テレビ塔中部電力 MIRAI TOWERね)を背にてくてく歩く事しばらく。

栄の賑わいから、夜になって少し人通りも落ち着いた感じのビジネス街や、大きなマンションがある地域を通り過ぎ、いよいよこのあたり。という所まで到達。

ここを曲がるらしいぞ。というその角の先は、なかなか薄暗い。
やや不安な心持ちで先へ進む。
そしてGoogleマップによるとこのあたりだが・・・?って所を見てみたら。
見過ごしてしまいそうな控えめな光量の店構えがあったよ。
ここかーー!

 


Googlepixelの性能が良くて結構明るく映ってるけど、実際はもっとしんみりとした光量(体感)


という訳で、たどり着いたお店は「シークレットチェンバー」。
各氏のお勧めで上がってきたお店、是非行ってみたかったの。

ということで、街に馴染む佇まいの扉をそーっと開けてみたら。
!!
中に「いかにも執事さん」という雰囲気の男性がいらしたよ。
おおおこのパターンは初めてだ!!!なんだかとても邸宅な感じ!!!

まずは、執事さんによる、手の消毒と検温が。
(一生懸命歩いて来て、体温上がってたからはじかれるか?と思ったけど大丈夫だった。良かった)

そして、二階へ上がるよう言われたので、階段を上ると。
入り口の慎ましやかさから想像出来なかった、落ち着いた応接間のような空間が広がっているよ・・・!

そして、ロングワンピースに白いエプロン姿のメイドさんによるお出迎えが・・・。
なんだかとても良い所の奥様になったような心持ちになり、すました顔で着席。
(さっきまでGoogleマップ見ながらあたふた歩いていたのにw)

本棚の柄の壁紙が貼られた店内。
テーブルや椅子などの調度品は、ヨーロッパ風で、重厚感があってとても素敵。
テーブルに、レースがあしらわれた真っ白なクロスが掛かっているのも素晴らしい。
(これを、こんなにきれいな状態に保つのはさぞ大変な事と思う)

初めての訪問か聞かれて、今回初めて来たことをお伝え。
システムやメニューについて説明いただく。チャージが1000円で、更に1時間毎にワンオーダーが必要とのこと。

メニューを見ると、紅茶の種類が色々あって心が惹かれまくるけれども。
何しろ今は(まぁまぁの早足で歩いて来たので)あっっつくて仕方ないので。アイスティーをセレクト。
1000円で2杯頂けるのだそう。お得感!

説明をしてくださったメイドさんスミレさんとおっしゃる方。
後で確認したらまだ新人さんであったらしい。
一生懸命さのあるご様子が微笑ましく、可愛らしい。

私の座っている席の脇にはソファ席があり、男性の方が紅茶を楽しみつつ、メイドさんと軽い会話を楽しんでらっしゃる。
そのやり取りの落ち着いた空気感が、とても良い・・・。

傍らのサイドテーブルの文庫本など眺めつつ、待つ事しばらく、テーブルにアイスティーが。
一緒に、フィナンシェが添えられておりました。

グラスにストローを挿すと響く、氷の音まで涼やかで美しい気がする。
そうしていただいたアイスティーは香りが良く大変美味しい。
それからフィナンシェもひとくち頂く。これがまた素敵に美味でね・・・。
さっくりとした口当たりと言い、少し洋酒の効いた味わいと言い、素晴らしいお味でした。

 


このテーブル上、見ているだけでときめく光景


そうやってお茶とお菓子を楽しんでいると、先程とは違うメイドさんが声を掛けてくださる。
「旅行で来た」こと、「ここのお店を勧めてくださる方がいらしたので来てみた」ことをお伝え。
「嬉しいです」と仰るその様子がまた奥ゆかしい。
こちらのメイドさん静さんとおっしゃる方で、なんとも物腰が美しい方。
控えめなご様子ながら芯のある雰囲気、そして一朝一夕には身につかないであろう敬語遣いに、ホスピタリティクラスタの胸が高鳴る・・・。

でもって、そんな素敵なメイドさんに、私の心の実家・モンパの話もしてきたよ!
にこやかに聞いてくださって嬉しゅうございました。

今日の思い出を記念に残したく思い、静さんにチェキをお願いする事に。
ちゃんとリングライトも用意されて、万全の体制でツーショ撮影。

しばらく待っていたら、お絵描きをされたチェキが出来上がってきたのだけれども、これがまああああああ繊細。
こんな可愛らしくて繊細なチェキは初めて見たよ!!

感動しつつ写真を撮っていると「SNSには上げないで下さいますようお願い致します」との一言が。
ええ誰にも見せません、宝物に致します。

 


廊下にあったこの美しい絵、なんと静さんがお描きになったそう。


そしてあっという間に1時間が経過し、そろそろ出発する事に。
お会計をして、メンバーズカードも作っていただきました。
静さんとスミレさんの丁寧なお辞儀を受けておいとま。

そして、再度Googleマップに頼りつつ、最寄り駅へ。
いやあああすごく良かったなぁ。

あの秘密の隠れ家のような雰囲気と、執事さんらしい・メイドさんらしい接客応対に触れて、他ではちょっと味わえない体験をしたよな・・・と、余韻に浸りまくるホテルへの帰り道。
行ったのが夜だったのも良かったかも。
とても素敵な夢を見せていただいたような、幸せな時間でした。
(思い返してまた幸せになっている)

ということで、大変幸先の良い名古屋のお店巡り。
明日に続く。

(・・・とかとか書いてたらシークレットチェンバーさん、9月でお店を閉められるとの事。

何とも言えない思いが心の中に渦巻いています。せめてもう一回行けたらいいな・・・)

働き方改革の恩恵、大阪名古屋一人旅 <その3>岐阜のモーニングと栄のダンジョンに圧倒される日

【2023年5月・2日目前編】
さて。旅行も二日目。
体調が悪いといいながら、何とかかんとか復調して。翌日。
この日はまず、岐阜在住の友達(出会ってから30年超え!)に会う予定。

新大阪駅であたふたとお土産物を購入し、岐阜駅へ。
岐阜駅って生まれて初めて降り立ったんですけど、駅前にいきなり黄金の像があってビビる。
(こちら織田信長像だそう。歴史とニュースに疎くて知らなかったけど、こないだキムタクがパレードに来たのがこの地だったと後で聞いた次第)


以前、妹が名古屋に住んでいて、その時に「モーニング文化は名古屋が有名だけど、豪華なのは岐阜」と聞いていて。
一度行ってみたかったんだよね!岐阜モーニング!

そして友達が連れて行ってくれたパン屋さんのモーニングがすごくて。
色々な種類のパンがこれでもかという位並んだプレート!
キッシュからデニッシュからトーストから、あらゆる種類が並んでてこれは楽しい!そしてどれもおいしい!
でも食べきれない!・・・と思ってたら、ちゃんとお持ち帰り用のビニール袋も頂ける親切さ。


パンが!どれも!全部うまい!


食欲を満たしつつ、久し振りのお喋りを存分に楽しみました。

その後、友達に送ってもらって、再度岐阜駅へ。
そこから今日の宿泊地、名古屋駅へ参ります。

そこから地下鉄に乗り換えてホテルへ。
落ち着いちゃうと動けなくなってしまいそうだ・・・ってことで、荷物を置いて休憩もそこそこ、再度外出。

まだ体調が万全ではないので、身体に優しい物を頂きたい・・・。
ということで、ネットで見つけた栄のおかゆ専門店に行くことに。

栄という場所も、行くのはこれが初めて。
路線バスで向かったのですが、オフィス街っぽい街並みがあったと思いきや、ハイブランドの大きな看板が出て来たり、色々な要素が混在しているのが新鮮できょろきょろしてしまう。

そして栄に到着。デパートが建ち並び、見た事のない街灯が立っていてわくわくしますね。


不思議な形の街灯とか、街路樹に提灯のようなランプが付いているとか、道路の車線が多いとか、なんだか「AIが描いたニッポン」みたいで景色が楽しい。


そして、目指すお店は地下とのことなので、目に付いた階段から地下に降りてみると。
いきなり現れる、光り輝くオーロラ色の柱が立ち並ぶ広場。
傍らの案内図を見ると、限り無く広がる地下要塞。

 

https://www.nagoya-info.jp/upload/features/large/7911291905e605ba67737f.jpg画像は案内サイトから借りてます。地下に降りていきなりこの広々空間。

これはすごい、一日二日じゃ太刀打ちできなさそうな広さ。
私が庭と思ってる、船橋ららぽーとも大概魔宮だけど、あれは地上だし複層階。
しかしここはずっと地下・・・どこまでも広がる地下の魔宮・・・。

端から端まで歩いたらすっごく楽しそう、と思いつつ、まずはおかゆのお店で腹ごしらえ。

 


梅とササミと青じそとみょうがのおかゆ・・・滋味深くて体力が養われる・・・


食後、地下をふらふら歩いていたら、案内表示にオアシス21の文字が。
確か、名古屋についてネットで調べてた時、この場所があったような?

ということで、案内表示に従って進む事しばらく。
なんだか開けた場所に出たよ。おかしいな地下にいたのに。

そこは、謎の大屋根がある空間。
見たらエレベータがあったので、乗り込んでみると。
エレベータの扉が開いたら・・・
何これめちゃくちゃお洒落スポットじゃないの!!

 


足元には光る床。(昔のモンパを思い出すね!
フロアの中央には水が流れる池のような空間があり、そこに映る名古屋テレビ塔(と思ってたけど、本名は「中部電力 MIRAI TOWER」だそうです)が美しい・・・。
素晴らしい夜景に囲まれて、涼しい風に吹かれて、とても心地良い空間。
ここは「水の宇宙船」という場所だそうです。
昼間も良いのかもだけど、夜に来て良かった!

家族連れやカップルが多々いる中、一人で夜景を撮りつつ自撮りもしつつ、名古屋の夜の景色を楽しみます。
テレビ塔中部電力 MIRAI TOWERね)を一度見てみたかったんだけど、本当にここはベストポジション。高まるーー!

一通り夜景と自撮りを楽しんだ所で、階下へ。
この後行ってみたいお店があるんだよ!

続きます。

働き方改革の恩恵、大阪名古屋一人旅 <その2>コミュ力の偏差値高めな、あっとほぉ〜むカフェ大阪本店2階

【2023年5月・1日目後編】
さて、お笑いの殿堂から出て、次なる予定へ。

@ほぉ〜むカフェ大阪本店って、なんばグランド花月から徒歩の距離なのね!
雨の降りしきる中、とことこ歩いて行ってみたんだけど。
なんと!順番待ちが発生している・・・。

実はこの日、hitomiさんが出張お給仕されていたのよ。
あわよくばお会い出来るかも!とか思ってたけど甘かった。さすがの人気ですね。
こちらは1〜3階があるそうですが、2階に順番予約を入れて(サイトから順番予約をして、番号が近くなったら再度行くという方式)、界隈を散策。

 


何しろ雨で湿気がすごいのと、寝不足でなんだか体調はよろしくない。
でもなんだかんだで1時間程経ち、順番が来たのを確認してお店に戻り、店頭で待つ事に。
対応してくださる妖精さん(=スタッフの方)も、こちらはなんだかフレンドリー。

そしてちょっと驚いた事。
入り口で待っている間に、メイドちゃんが付近を通ると、みんなこちらを見て「おかえりなさいませ!(ニコ)」って挨拶してくれるのよ〜!
この対応は嬉しい!すごく素敵ーー!来て良かった!

そしてしばらく待ってたら中へご案内。
「おかえりなさいませ、お嬢様!」っていつ聞いても良いですね。
パステルカラーのメルヘンの世界、可愛らしい店内にカウンター席が並び、前にステージ、というお店の構造はアキバにある各店と同じ。

そしてご案内してくれたのはめいかちゃん
チョコの国からやって来た、と自己紹介してくれたのですが、後でTwitterのプロフィールを拝見したら、めいか=銘菓なのね。ネーミングセンスが素晴らしいわ!

 

 

彼女がとても色々お話ししてくれて、「chimさんが大好きで、今日お給仕が一緒になれたのがすごく嬉しい」とか「hitomiさんがこちらに来られた時にお話ししてくれるので、知ってもらってる気持ちになってる」とか、仰る事がいちいち可愛い。
先輩メイドさんに憧れている、キラキラな気持ちが伝わってきて、その輝きが眩しい・・・。

しかし。
さっきまで蒸し暑さの中にいて、ここの席はなんだかめちゃめちゃ冷房が当たる席でお寒い。
でも満席で席は替えられない・・・
いかちゃんにちょっと風が寒い事を伝えたら、速攻でブランケットを持って来てくれて、「冷房もめちゃめちゃ弱めてもらいました!」って。
対応がスピーディーで親切・・・本当に有り難い・・・(泣)

今回頼んだのは、おなじみ「ふりふりしゃかしゃかみっくすじゅーちゅ」。
メイドちゃんがシェイカーを振るのに合わせて「ふりふり!しゃかしゃか!」とコールする楽しいメニュー、ご一緒してくれたのはろじかちゃん。笑顔でご一緒にコールをして、萌え萌えの愛込めもがっつりしてもらいました。

 


毎回全力で掛け声やります。楽しい。大好き。


その後、ご案内してくれためいかちゃんとチェキもお願い。
めいかポーズというのがあるそうで、一緒にチェキにも収まって嬉しいです。

お絵描きが終わったら、チェキを台紙に挟んで持って来てくれたのですが、私がhitomiさんに会えなかったことを話していたので「この台紙に、hitomiさんの写真が載ってるので、少し会えた気持ちになるんじゃないかと思って・・・」って渡してくれたのよ・・・おばちゃんは感動したよ・・・(また涙)

途中、しゅがあちゃんという方もお話しに来てくれたのですが、彼女は入り口の所で待っている時「お帰りなさいませ!」と、とびきりの笑顔で挨拶してくれてたお嬢さん。
とても気になっていたので嬉しい。

旅行中で、一度大阪にご帰宅してみたかったの。とお伝えしたら「ええ〜そうなんですか!遠いのに、ありがとうございます!嬉しい!」と仰ってくれるのよ。
帰り際には「もうご出発ですか・・・」と、名残惜しそうな顔をしてくれるのも心を掴まれたよ・・・。なんだか初めて会った気がしない、親しみやすさがある方でした。

ということで、お時間も良い頃合いでそろそろおいとま。
お見送りは何と外に出て階段の所まで!
アキバかな?ハニハニかな?と思ったよ。嬉しゅうございました。

ということで、大阪のお屋敷すごく良かったのですよ・・・。
アキバのお屋敷も、王道!って感じで楽しくて好き。
しかし、大阪は「もう半歩踏み込んだ感じの、サービス精神とコミュニケーション」がある感じ。
それはもしかしたら、コミュ力満点の「大阪のオカン」に育てられたお嬢さん達だからなのかしら?
・・・と思ったりしたのでした。

hitomiさんにお会い出来なかったのは残念だけど、大阪のメイドちゃんの優しさ楽しさに触れて、とても大満足な訪問でございました。

ということで、更に続く。