バーバラの午睡

主婦の気晴らしお楽しみ。例えばメイドカフェとか。チョコミントとか。

メイドカフェ探訪記_もののぷ編

<2017年10月>
ハニハニでゆうかちゃんにお別れを言ってきたその後。
今日はどこかもう一件新規開拓しようという志を持っている私。
 
ハニハニが大盛況であまりメイドちゃん達とお話が出来なかったので、その話したい欲を満たしたかったと言う事もあり。
ゆうかちゃんがもういない寂しさのまま帰るのがイヤだったこともあり。
そんな訳でどこに行こうか考えた時。
そういや前に、koutanさんにお勧めしてもらった、もののぷに行ってみるかな!という気持ちになり。
店舗を探す為、グーグルマップを開いたのだった。
 
そして導かれるままに該当箇所に行くと、看板を発見。でも「入り口 ウラ」の文字が。
・・・裏????
このビルの裏が入り口なのだろうか。
 
ブロックの裏手にぐるっと回り込むと・・・道細っっっ!
そこを煽るように通る車。ひゃー。
そして、もののぷのあるビルの入り口は、ここもまた正しく「アキバの雑居ビル」であった。薄暗い入り口。古びたエレベーター。
ビル入り口には看板が複数並び立ち、数件メイドカフェが入っている様子。
正直、ぱっと見だけではこういった看板のどれがメイドカフェで、どれがメイドバーで、どれがメイドリフレなのか区別が付かない(実際どうなのかは分からない、そういう雰囲気って事です)。
 
あまりにもアウェイ過ぎるこの空間。どんな人が来るか分からないという不安。
わーわーどうしようかな、結構ハードル高い感じがするな。
どうしようかな。このまま引き返そうかな。と逡巡。
本当に、これだけ(40代主婦としては結構な頻度で)色々なメイドカフェに行っているのに、そして雑居ビルに入っているという立地も概ね似たり寄ったりなのに、どこに行ってもまあー慣れないね。全然。
 
そして覚悟を決めてエレベーターに乗ろうとすると、他の階の方と思しきメイドちゃんが・・・入れ違いでエレベーターに乗る。
それでもやっぱり「あーどうしようかしら引き返そうかしら」とまだ緊張。いや行くんだけど。
 
その葛藤を乗り越えて5階に到着。誰も居なくて、扉もない。通路のようになった所を進むと、中からメイドちゃんが出て来てくれる。笑顔の挨拶でやっと安心感が。
 
私が進んできてしまった通路の所にはボードが掲げてあって、ここにお店のコンセプトが書かれている。初めてという事でご説明。
「今姫様が(そう姫様だってよ!)が乗ってこられたエレベーターのような物、あれは時空転送装置なのです!」ってそういうの大好き
私は秋葉原の雑踏から戦国の地にタイムスリップしたらしいよ。
 
その後、チャージとか、撮影禁止などの一般的な事柄を説明いただく。そして店内へ。
幟やら、かがり火の様なオブジェがあちこちに。そして奥には金の茶室風の座敷が。
なるほどこれが戦国コンセプトか。
 
お席はどちらにしますか?カウンターがお勧めです!と言われてカウンターへ。
メニューも色々説明してもらったけれども、何しろ今私はワッフルでお腹は満たされているので、アイスティーを注文する。
初めての方用セットとか説明してもらったのに、色々注文できなくてごめんね。
何しろお腹いっぱいなので。
 
店内には男性のお客様(あ、お館様っていうのか)がカウンターにお1人と、テーブル席に外国の3人連れの方がいるのみ。メイドちゃんはお2人。
カウンター(ここは真田丸っていうそうです)にいたのが島津まよいちゃん。
ここのメイドちゃんは、戦国武将の娘という設定だそうで、親たる戦国武将が設定されていて、メイドちゃんは皆名字付き。かなり設定作り込んでるなあと。
「でも、父の話は出来るんですけど、そこ以外はあんまり分からなくって・・・」というのも可愛い。ちなみに彼女の年齢は「442歳」だそうです(笑)。
 
メイド服も着物風のデザインで、着物合わせで袖もあって独特。肩の所には甲冑を模したのか、ピンクの飾りも付いている。更に、エプロンの肩紐風のデザインの部分に袖をはさんで、たすき風に使う事も出来るそうで、カウンターの中でお仕事する時はそうやって袖をまとめるんだとか。面白ーい。他のメイドカフェとは色々違う!凝ってる!
 
そう、このまよいちゃんが、とにかく心配になる位ずーーーーっと話しててくれる。
カウンターのもう1人のお館様はやや放置って感じになってるけどいいのかしら?ごめんね?っていう位構ってくれる。
 
もう1人いたメイドちゃんは片倉みんとちゃん。
この子は、まよいちゃんと私の話が一区切り付いた所で「お話ししに来ました」と隣に来てくれて可愛らしい。
彼女も又、ずーーーっと話してくれる。
余りにも熱心に話を聞いてくれて、こっちもついつい母モードで説教っぽい話もしちゃうんだけど、それも一生懸命聞いてくれる。その姿勢がとっても好もしい。
 
途中、お手洗いに行ったんだけど、この作りがまた面白くて、忍者屋敷的な、壁がくるんと反転!みたいな扉になっている。壁の裏に入って鍵を閉める。余りにも斬新なつくりでしたが、トイレも洗面台は普通にきれいで快適。
 
会話を楽しんでいるとあっという間に小一時間が過ぎる。
そろそろ帰らねばならない時間なので、お会計を・・・と思ったら、忍者の娘というメイドちゃんがもう1人来られた。
入れ替わりになっちゃってお話出来ず残念だけど、お名前伺うと「服部まふゆちゃん」。
彼女曰く「私は忍者の娘なんです」だそうで、メイド服も着物袖じゃなくてパフスリーブになってたり微妙に違う。色々設定細かいなぁ。
 
帰り際には、エレベーターの前でまふゆちゃんが「お姫様のご出陣です、ご武運を!」と丁寧なお辞儀で見送りしてくれた。ほんと、面白かった!
まよいちゃんによれば、もののぷの店内は「戦乱の疲れを癒す場所」で、店外に出ると「そこは戦国」なんだとか。
そんな訳で、私も時空を越えて再度戦乱の世に戻ったのでした。
 
 

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店内の写真がNGなので写真は飲み物だけ・・・アイスティーいただきました。

 

 
【今日の総括】
koutanさんのお勧めの理由がよく分かった。メイドちゃんの会話力が素晴らしい。こちらからも話すし、話も振ってくれるし、会話がつながっていく感じ。
思わず色々語ってしまったわ。滞在時間があっという間でござったよ。