<2017年10月>
娘と2人でハニハニに行った時、帰り際にゆうかちゃんが「私10月の5日にバースデーイベントやるんです」とちょっとはにかみながら声を掛けてくれて。
わーいその日空けとくね！と無邪気に喜んでたんだけど。
それから数日後。
お店のブログにゆうかちゃんの更新が･･･
「バースデーイベントの日に卒業します」って･･･。
いやーーーーーー何それーーーーーーーー！
悲しすぎるだろう･･･。
初めて行った時に娘のオムライスに絵を描いてくれて、それから行く度に何度もお会いしていたゆうかちゃん。
いつも気遣いのある声掛けをしてくれて、その度に嬉しい気持ちにさせてくれたゆうかちゃん。
そのゆうかちゃんが卒業とな･･･。
辛い。
いやわかってるの、メイドちゃんっていうのはごく一部の人を除いて大体が皆それなりの短い期間で卒業してしまうのは。
でも･･･ゆうかちゃんは何となくずっといてくれると思っていたものだから。
はあ･･･寂しい。
それでも。ゆうかちゃんがハニハニ最後ならば、これは行かねばならないでしょう。
という事で、ゆうかちゃんがお店にいる時間に合わせてハニハニへ。
すると･･･ドア前には行列が。
やっぱりだよね、そうだよね。皆ゆうかちゃん見送りたいよね。
列に並んで待っていると、ドアの中にゆうかちゃんの姿が！目が合って手を振ってくれる。ああやっぱり可愛い。
それにしてもドア前の行列の静かな事よ。
おばちゃんは沈黙が苦手で、黙っていると死んでしまう生き物。
なので、並んでいる方に「今日は皆さんゆうかちゃんのお別れできたんですか？」と聞いてみる。頷く皆さん。
皆さんシャイな方･･･と思ったら（いや普通に警戒しているだけだろう）、隣に居る方が親切にこちらの話し掛けに良い感じで答えてくれたので、しばしハニハニ話。結構通っている方だそうです。
「今日はスタンプカードありますか？」と聞かれ「ええ、一枚温存しておきました」と言うと「そうですか、もし無ければ差し上げようと思ったんですが」って気遣いステキ過ぎ！
アキバの男は本当に優しいな！
更に右隣で待っていたお嬢様お一人にも話し掛けてみる。
やはりゆうかちゃんのお見送りに来られたそう。ガラス越しにしあちゃんが見えて「彼女ほんとに可愛いですよね」「細くって、ご飯食べてるのか心配になりますよね」など談笑。
そんなこんなしている内に、ポイントカードのお兄さんが呼ばれ、暫く待っているとあいりちゃんがドアを開けて「カウンターで大丈夫ですか？」と聞いてくる。
大丈夫というと店内に招かれて「お帰りなさいませお嬢様！」の合唱。
カウンターの一番端の席に通された。カウンターは初めてだよ！
今日いたのは、主役のゆうかちゃんと、あいりちゃん、ほたるちゃん、初めましてのゆきちゃん、カウンター内がしあちゃん。もうこれ全員可愛い。いつもながらだけど。
店内は満席でメイドちゃん達も忙しそう。しあちゃんは、目が合うとにっこり笑って「こんにちは」と言ってくれる。かわいい。そしてさっきのお嬢様が言ってた通り細い。
あいりちゃんがお水とメニューを持ってきてくれて、その後ほたるちゃんがオーダーを取りに来てくれる。
日替わりのネギトロユッケ丼も美味しそうだったんだけど、やっぱりご飯物は重い気がして、いつも通りワッフルにする。
今日は、前からやってみたかった、抹茶アイス・黒蜜・あんこの組み合わせをセレクト。
そして、ゆうかちゃんのカクテルをノンアルコールでお願いする。
待っているとゆうかちゃんが来て「来てくれてありがとうございます〜」声を掛けてくれる。
「卒業だったのね･･･寂しい･･･」「ほんと、仲良くしてくれてありがとうございます･･･」いつもながら笑顔がかわいい。こうやって少し会話をするだけで切ない･･･。
そして「チェキ一緒に撮らせて」とポイントカードを渡す。「わーい、撮りましょう！」ってもうホントに可愛い。
そして他のご主人様に挨拶に行くゆうかちゃん。
皆今日は彼女に会いに来ているからね。お忙しいです。
皆とのチェキの撮影会が始まって、私も暫くすると名前を呼ばれる。
ゆうかちゃんはフォトプロップを色々自作してきていて、それが又どれも可愛い。
ゆうかちゃんと一つずつ手にして一緒に写真に収まる。ああ･･･嬉しいけど悲しいけど嬉しい。
しばらくすると、ゆうかちゃんのカクテルをあいりちゃんが運んできてくれる。
赤いリキュールとトニックウォーター、レモンが一切れ。色が美しい。
飲んでみると、甘すぎない感じが正にゆうかちゃんらしい。
その内、カウンターにワッフルが置かれるが、ホールの皆は忙しくてなかなか運びに来れない様子。その様子を見て、しあちゃんがカウンターから出て来て「お待たせしました、アイス溶けちゃいそうなので持ってきました」と運んでくれる。気が利くお嬢さんです。
そしてワッフルはいつも通り様々な角度で写真に収められ、「よしこれでOK」という画が撮れた時点で頂きます。今日もいい画が撮れました。黒蜜はワッフルと合うのだろうか？と思ったけど、抹茶アイスとの相性もよろしくて、相変わらずさっくりとした食感で、本当にいつもながら美味しい。
ただ、これは私の選択ミスで、この甘さはカクテルとは合わなかった。
なので、お水で口の中を整えてたらあっという間にコップのお冷やがなくなってしまったので、カウンター内のしあちゃんに頼んでお水を注いでもらう。
ワッフルをぐいぐい食べ終えて、お水も飲んだ所で、ゆうかちゃんカクテルを飲みながら店内をぼーっと見る。
相変わらずゆうかちゃんは色々なご主人様お嬢様に万遍なく話し掛けていて、ああこの私が大好きなこの感じももう見れないんだ･･･と思うと寂しくて泣ける。
入店から1時間程経って、待っている方もいるようだし、そろそろおいとましようと、メイドちゃんの手が空くのを待つ。
出来れば今日一回もお話出来なかった、初めましてのゆきちゃんとお話したいなあと思って、彼女の手が空いた隙に「お会計お願いします」と声を掛ける。
「初めましてだよね〜」と言うと、「そうですよね、私普段は大宮なんです」「そっか、じゃあレアだね！会えて良かった！」とお話出来て嬉しい。
キレイなお顔立ちだし、割と淡々とした方だと思ったら、はにかみ屋さんな感じのおっとりメイドちゃんでした。
「今日は慌ただしいですけど、又今度ゆっくり話したいです」とか言ってくれるのもとてもステキ。
そしてお店を出る時、またゆうかちゃんと別れを惜しむ。
もうおばちゃんはお別れの挨拶しているだけで泣けちゃって･･･。
「ごめん40代の涙腺は弱いのよ」と言い訳しつつハンカチで目頭を押さえ、再度「元気でね」とお別れ。わーーーーーーん。
そしてゆきちゃんが見送りしてくれる。忙しいのにちゃんと階段の所まで。その真面目さが嬉しい。良いお嬢さんです。
「今日は会えて嬉しかった！又来るね」と言って階段を降りる。帰り際でもお話出来て、ほんと良かったなあ。
ああそれにしても寂しい。
今迄、ほぼ毎回ゆうかちゃんに会えるのがほんと楽しみだったからさ･･･。
悄然としてアキバの路地を歩むのでした。
店内のホワイトボードの絵もすっっごく可愛い。
【今日の総括】
