バーバラの午睡

主婦の気晴らしお楽しみ。例えばメイドカフェとか。チョコミントとか。

イベント/お出かけ記録_ChocomintParty

<2017年10月>
チョコミント味のお菓子が好きだ。
但しそもそも「すっっごい大好きーー!」という自覚はなかった。
普段お菓子を買ったりアイスを買ったりする時に、もしチョコミントがあれば、無意識にそれを選んで「おいしいなあ」と食していたなあと思う。
 
その自分の無意識な嗜好に気付いたのが、「マツコの知らない世界」で「チョコミントの世界」が特集された時。
紹介されていたチョコミント蒸しパンやチョコミントアイスを「あーこれ食べたい!」と強烈に思ったのだった(他に紹介されていたパスタや卵焼きには余り食指が動かなかったけれども)。
 
そのようにして「チョコミント好きを自覚した」日から、私の中のチョコミント菓子の存在は「スーパーで目に付いたら気が向いたら買う」から、「よくよく売り場を見て積極的に買う」にシフトチェンジした。
 
マツコの知らない世界」の「チョコミントの世界」に出演していた、「うしくろ君(=webネーム)」という男子大学生の(そう、彼は正に”男子”というのがふさわしい)柔らかい物腰と、その割に案外押しの強いキャラもツボで、彼のツイッターとインスタグラムをフォローし、それが私のチョコミント業界(ってあるのか)の道しるべとなった。
 
そして、「赤城のチョコミントアイス」やら「アンデスのチョコ」やら「セブンイレブンのもちとろ チョコミントバージョン」やら「午後の紅茶 チョコミントミルクティー」やら「timtamのチョコミント味」などの諸アイテムを探しては食す日々(もちとろはチョコミントづいている私に娘が買ってきてくれた)。
 
その内、「チョコミントは一期一会」というか、一度見て「今日はお腹いっぱいだからいいや次回で」というと次に同じ店に行っても巡り会えない・・・という事が多々ある事を学んだ為、見つけたらすぐに買って美味しく頂く。
 
そんな毎日を送っていたある日、うしくろ君のツイッター「チョコミントパーティ」なるものが開催されると知る。
主催は、みっくすさんというチョコミントの同人誌を発行している方と、あの!うしくろ君。
ええええなんか面白そう。
でもなぁ正直私なんてそんな一介の「チョコミントちょこっと好き」くらいの人間が行っても良いのかしら?と思ったけれども・・・
パーティーは人数が限られていて、専用webサイトから申込が必要なのだが、その申込開始のタイミングが、また丁度私が何もなくて家にいる時間なのであった。
 
これ・・・運命かな。
 
そしてやって来た申込開始時間。
軽い気持ちで、試しにサイトを見てみよう・・・と思ってリンクを開いたら、重くて全然つながらない。
こうなると、むしろ絶対行ったる!申し込んだる!という思いが芽生えてしまう。
何度もトライして、やっとつながった!即申込み。
受付完了メール確認!よっしゃ!
 
・・・そしてはたと気付く。
ああ勢いで申し込んでしまったわ・・・
こんな私が・・・いいのかしら・・・と思いつつ、それでも好奇心は抑えられない。
 
そして当日。場所は六本木のバー。
当日は仕事帰りの参加。早終わりで食事前だったので、イベント開始前にお昼を食べようと、ミッドタウンの茅乃舎のイートインで豚汁を頂く。おいしかったけどあつあつ過ぎて軽く舌を火傷して軽く後悔しつつ現地に向かう。
この日のドレスコードは「ミント色の物を身に付ける」事。そういう可愛らしいカラーの似合わない残念な40代は、かろうじてミント的な雰囲気のあるほんのりした色味のカーディガンを着用していった。
 
果たして、現地に到着すると、薄黄緑のミント色のお洋服やアクセサリーを着けた方が何人も待っておられる。皆さんの思い入れの強さが伺えてややたじろぐ。
そんな、ひるむ私に対して、先に並んでいた方が気さくに「こんにちは!」と挨拶して下さる。更に、その後に列に並んだ方も交えてチョコミント談義に。
この方達がすごかった。この世のチョコミントの全てを押さえに行くという勢いの、まさにチョコミントマスターと呼ぶにふさわしいお二人がいらした(ここからはこのお二人をマスターと呼ばせて頂く)。
(ちなみに、お一人のマスターのお連れの方は「チョコミント初心者です」と言っていらして、私もちょっと安心したのでしたが。)
 
マスターお二人は、市販のチョコミント菓子を押さえるのは勿論の事、「ここのパンケーキはおいしい」とか「あのかき氷が」とか「このパフェが」と次々に話を展開して(当然全てチョコミントの話)、聞いていてもこちらの理解が追いつかない位に次々にお店の名前やスイーツの名前を出して来る。
いや、世の中には私の知らないチョコミント色の深い世界があるんだわ。
寡聞にして存じませんでしたよ。チョコミントすごすぎる。
というかこの二人の談義をずっと聞いていたい。それだけでもこのイベントに来た価値はあると思ったよ・・・ホントにすごいんだからもう。
 
そして受け付け開始。参加費を支払い、テーブルに着く。テーブルには、ミント味のチョコが数種類と、スプーンとフォークが乗った紙皿と、空のグラスにチョコミントカラーのストローを挿した物が人数分セットされていた。
 
そして、主催の方達が挨拶をされて、皆がチョコを掲げ、乾杯ならぬ「乾チョコ!」をして会が始まる。ミント色のセーターを着たみっくすさん(女子力オーラ満載、お美しい)がカウンターに皆さんを促して、皆紙皿を手に、列になってスイーツを取りに行く。
カウンターには、様々なチョコミントのスイーツが所狭しと並んでいる。
最初に紙皿にセッティングされていた物も含め、用意されていた物を思い出せる限り列挙。
*ルックの個包装されているチョコ2種 *アンデスのチョコ2種 *ダース *チョコミント餅 *カントリーマアムチョコミント味  *チョコミントタルト(手作り) *チョコミントポップコーン *チョコミントファウンテン(マシュマロやウエハースを付けていただく) *ミント味のホワイト生チョコ *チョコムース+ミントゼリー *ワッフルにチョコミントアイス乗せ  *うしくろ君手作りのチョコミントカップケーキ
飲み物はコーヒー、アイスティー、烏龍茶。
後半、ミントソーダ(アルコールあり、なし選べる)が追加される。
更に、途中からは「チョコミントたこ焼き」をみっくすさんとうしくろ君が焼いてくれる。・・・という、圧倒されるくらいのチョコミント尽くし。
何より迫力なのはチョコミントファウンテン。この緑色の外見は見た事がない。
皆「すごーい!」と盛り上がって、マシュマロやウエハースにチョコミントクリームを浴びせている。
 
参加メンバーは皆様「あー幸せ〜」と本当に嬉しそうにスイーツを口に運んでいる。
チョコミントはアイスかチョコレート中心に食べてきた私には初めての味ばかりだが、どれもおいしい。私はタルトが特にミント強めで気に入った。
うしくろ君作のカップケーキも、ミント感と上に乗ったチョコレートのバランスが良くてとってもおいしかった。トッピングが凝っていて、ビジュアルもすごく可愛いのよ!
 
そして自己紹介タイム。ここでまた皆さんのチョコミント愛に圧倒される。
知らない、聞いた事も無いチョコミントが続々と・・・(そして「そうそうあれね」と頷き続けるチョコミントマスター2人)。
ここに来る前に既にチョコミントスイーツを食べてきました!って方もいたりして。すごい。
その後歓談タイム。皆さんのチョコミント愛を聞いているだけで楽しい。情報が多いのでメモ必須。
 
そしてうしくろ君ともお話。
本当ーーーに穏やかで礼儀正しく謙虚な青年でした。
「皆さんがフォローして下さるお陰でここまで来れたので・・・」と、仰る事も謙虚で素晴らしい。
若いのに、というか大学生とは思えない位きちんとしたお人柄。こんな良い子でお母様が羨ましい。
 
私はこの日、出がけに思いついて家にあった「北見のミントキャンディ(ミント味のキャンディの中にホワイトチョコが入っている)」をひっつかんで行ったんだけれども、自己紹介時に、「このミントキャンディが好きなんです。良かったら皆さんで!」と差し入れとしてカウンターに他のスイーツと一緒に置いて頂いた。
すると参加者の皆さんが口々に「おいしかったです♪」と声を掛けて下さって、初心者ながら皆さんに声掛けて頂きとっても嬉しい。
 
その後、みっくすさんのチョコミント同人誌を買わせていただいた。
みっくすさんとうしくろ君がサインを入れてくださる。嬉しすぎる。宝物にします。
うしくろ君が、マジックでサインした後に、それを手でぱたぱた仰いで乾かしているのがなんとも可愛らしい。
 
食べて飲んで、チョコミントマスター達が「ああ、チョコミントでお腹いっぱいなんてステキ」「本当に・・・」と幸せそうにつぶやいている。まさに、食べても食べても、どこまでもどこまでもチョコミント。ここまでチョコミント味を満喫することはそうそうないと思う、貴重な体験。
正にチョコミント色の幸せ空間がそこにあった。
 
そんな折、みっくすさんが「あと15分位しか時間が無いので・・・」と仰る。
えええー?体感時間30分くらいだけれども、気付いたらもう2時間経過していた。いやびっくり。
慌てて、うしくろ君にお願いしてツーショで記念撮影もしてもらう。
最後には、手作りのフォトプロップを手に皆で記念撮影。いやーほんとうに良い時間でした。
 
私はなんだかんだもたついて、お店を出るのが最後になってしまった。最後にいた人達でお店を後にすると、うしくろ君がお店の前に出て、手を振って見送ってくれる。本当に良い子じゃ。
ああ幸せ。本当にステキなパーティでした。ありがとうございました。
 
 

f:id:optimistbarbara:20171126002353j:plain

おいしすぎて食べる事に夢中で写真が下手すぎた・・・

何しろものすごい可愛らしさとおいしさでした

 
 
 
【今日の総括】
この年の為かこの性格の為か分からないけど(多分両方)、喋りたければ遠慮なしに喋ってしまうぐいぐいおばさんなので、「ちょっとこのババアうざい」と思った方もいらしただろうなあ・・・と帰り道に反省しました。楽しくても自制はしないとですね。申し訳ないことです。
ああでもすっっごく楽しかったわあ・・・。
主催の皆様、お店のスタッフの皆様、参加者の皆様に本当に感謝します。ありがとうございました。
(って、開催から大分経ってるから何を今更って感じではありますが)
私もチョコミント道を周回遅れですが着いていく所存です。