バーバラの午睡

主婦の気晴らしお楽しみ。例えばメイドカフェとか。チョコミントとか。

素敵の飽和状態の贅沢。「ヒグチユウコ展 CIRCUS FINAL END」

イベント/お出かけ記録

【2023年3月】
ある作家の絵がある。

猫や鳥や正体不明の謎の生き物、草木や花などが沢山描き込まれている。
動物たちは毛並みや肌の感じ、体温まで伝わるよう。
それぞれに表情があり、可愛らしい仕草があり、物語性も感じられる。
植物は花弁も葉脈も木肌も、手触りまで伝わるような描写。

絵の中のどこにフォーカスしても見応えがあり、「これずっと見ていられるね！」という絵。
原画ならではの繊細な線の美しさが目に、心に染み入る。

そんな素晴らしい絵が、会場内に無限にある。（※私の体感です）
それらを全部心ゆくまで見るなんて。
無理じゃん。絶対不可能じゃん？？？

･･･というのが、先日行ってきた「ヒグチユウコ展 CIRCUS FINAL END」　でした。

「ヒグチユウコ展 CIRCUS」は、2019年に世田谷文学館で始まり、各地を巡回して、今回の森アーツセンターギャラリーの展示が、いわゆるツアーファイナル。
（2023年4月10日まで、六本木　森アーツセンターギャラリーにて開催中）

以前、世田谷の開催時、軽々しい気持ちで見に行き、その圧倒的な力にすっかりやられてきたものでしたが。
今回は満を持してお休みの日にいってきました。

結論、やっぱりこれは無理。
あの世界を吸収できる力が、私になさ過ぎる。

あの壁にもこのケースにも、出血大サービス！といわんばかりに、絵、絵、絵、立体、アパレル、などなどが多数展示されている場内。
とにかくあるもの全部お見せします！というような、勢いある展示が素晴らしい。
世田谷の時とは見せ方がまたがらりと変わり、全く別物！という感がある。
一部を除き撮影が許可されているのも有り難い限り。


このボリューム感をご覧いただきたい。

準備万端に整えられた空間には、美しさ、精緻さ、精密さが満ち満ちている。
そして、あふれ出す素晴らしい情報が、私の視覚に無限に注ぎ込まれる。
素晴らしい。なんて素晴らしい。
そして無理。全部くまなく見るなんて絶、対、無、理！！！！

溺れながら浮き上がって息継ぎするように、会場を巡る。
場内を進みながら、何故か眠気が襲ってくる。
人間の脳は、自分が処理出来ない量の情報を与えられると動作を停止するのだ。
私はWordとExcelとPhotoshopを起動されてフリーズした旧いPCの気持ちでいる。

でも言い換えれば、それは私の認識能力が全て、この会場から受け取った素敵さでフルに満たされているという事で、こんな贅沢ってあるだろうか。

ああどれもこれも。なんて素敵で、愛らしくて、情感に満ちていて。ちょっと不穏で怖くて。
図鑑の絵図のように、対象をくまなく写し取ろうとして、深淵を覗くような怖さが出てしまう感じ。
でもやっぱりどこまでも可愛らしい。

出来る事ならこの大量の素晴らしい作品ひとつひとつの端の端まで鑑賞したい。
それが叶わない。
作品を見ながら見落としていく。
贅沢で幸せで悲しい。
ああ。スーパーコンピュータ　富岳になりたい。

自分の内で「素敵･･･素敵だなぁ･･･」とうわごとのように繰り返しつつ、会場を巡り。
そして、心残りたっぷりのまま、悄然として画集を購入して会場を後にしたのでした。

とても素晴らしくて素敵で切ない心持ちでしたよ･･･。

なんか私の心象風景ばっかりなので、もっと具体的な事を。
何しろ展示されている量が膨大で、何度でも言いますが、本当に本当に見応えがありました。

描かれている対象の一つ一つに「生きてる」感が溢れてるのですよね。
細かく描き込まれた絵は勿論、本当に小さい絵や、ラフなイラストにも、こちらに訴える表情が。
特に、頭を撫でていたり、ハグしていたりする表現がとても良くて。
本当にその仕草に馴染んでいる人でないとこの感じは描けないな･･･という、体温の感覚のあるものでとても好きです。


場内は一作品にクローズアップした撮影は禁止の為、ちょっと見づらいですが。
このハグしてる感じが最高にぬくもり。

会場の設えも素晴らしい。
壁紙がね、作品のモチーフが使われている所があって、めちゃくちゃ可愛いんですよ。ここに住みたい。

絵画以外にも、人形作家さんとコラボした立体の作品とか、GUCCIとコラボしたアパレルの数々、食器や家具、舞台衣装などの展示も多数。


GUCCIとのコラボ。身悶えする可愛らしさ。


絵画以外で一番好きだったのは、トルソーとランプシェードが組み合わされた作品。
重厚で不穏で美しくて、どこかもの悲しい。これは必見だったと思いました。


ここだけちょっと空気が違っていた感。

 

･･･ということをつらつら書き、前回の、世田谷の展示を見た時のブログを読み返してみたら。
感想が（言葉は違えど）ほぼ同じで笑ってしまったわ。
進歩しねーなー俺！

それはさておき。
今回も行ってきてとても良かったです。
何しろ自分の処理能力越えの素晴らしさなので、何を言っても説明はしきれないのですが。
とても密度が濃く、でもどういう言葉がふさわしいか分からない、素晴らしい夢を見てきた･･･というような気持ち。

折に触れ画集を見て、あの時の贅沢な息の詰まる感じを思い返しております。

HoneyHoney秋葉原店のおひさまメイド、なつめちゃん卒業（泣）

メイドカフェ探訪記

【2023年1月】
みんな大好き、メイドカフェ・HoneyHoneyには、お店のブログがあります。
これが、更新すると公式Twitterで通知されます。
しかしこちら、概ね卒業メイドちゃんの告知に使われていまして･･･更新のお知らせが来るといつもドキドキしちゃうんですけど。
某日。きたよ更新。

･･･ええええなつめちゃん卒業なのーーーー？？？？

フロアにいてくれるとそこからエネルギーがみなぎってる感じの、「歩くパワースポット」「移動式の強めの照明」という感じの、なつめちゃん。
いつも笑顔で席に来てくれて「こんにちは〜〜！」と、本当に太陽みたいな笑顔で楽しく話してくれて。
会うとそのエネルギーをもらいまくってたなつめちゃんが･･･卒業･･･。

 

なつめちゃんの卒業を告知する、ハニハニ公式Twitter。見とうなかった。


毎回同じ事をいいますが、メイドちゃんは卒業するもの。分かってるけども。
でも、だからこそ、ずっといて欲しいと思ってしまうお嬢様心なのよ･･･。

そしたら会わねば！
せめて「今迄ありがとう」位は言いたいよ！
という訳で。
お仕事終わり、夕飯の支度も済ませて、速やかに秋葉原へ向かいます。

勝手知ったるハニハニ、ドアを開けて、手を消毒してもらって席に着きます。
各テーブルにはぬいぐるみが置いてあって、これはなつめちゃんのアイディアで置かれた物だそう。可愛すぎるーー！

店内はほぼ満席で、なつめちゃんの人気の程が窺えます。

私がこの日にお話し出来たメンバーは以下の通り。

あすはちゃん→笑顔でお出迎えしてくれて嬉しい。彼女の独特の呼び掛け、「こんこーん」の声が聞こえてくるとほっこりする。
まりあちゃん→相変わらずのおっとり感が最高。「最近の寒波で寒すぎて耳が痛い」のだそう。
みなみちゃん→前半カウンター担当。なつめちゃんと別れ際に手を握って名残を惜しんでたのが切ない。
りとちゃん→後半カウンター。きびきび働いていて頼もしい。忙しいのに帰り際挨拶に来てくれた！
みおんちゃん→久しぶりに会えた〜！「みおんちゃんは辞めないでね」と言ったら「辞めませんよ〜」と応えてくれて優しい。
のえるちゃん→ハニハニの皆で流行ってる映画の話をしてくれて、相変わらず勧め方がめちゃ巧み。
つきのちゃん→今回初めまして。お会計をしてもらった。初めましてなのに、なつめちゃんの話で二人でしんみりする。

そして今日の主役、なつめちゃん。
なつめちゃんのシンボルカラー・オレンジ色のリボンを髪と襟元に付けていて、大変可愛らしい。
そして今日も変わらぬ輝く笑顔だよ･･･。

ところでこの日は、メイドちゃんみんなオレンジ色のリボンをお揃いで付けていて、統一感があってとても可愛かったのですよ。
これは、りとちゃんがこの日の為に沢山作って、皆が付けられるように早めにお店に来て渡してくれたんだとか。
なんて素敵なエピソードなんだ･･･。

さて。フロア全方向に明るさと笑顔を振りまきながら、一生懸命お給仕に励むなつめちゃんを見つつ、オーダーを考えます。
先日食べた、冬メニューの塩キャラメルアイス（うまい）と、なつめちゃんのカクテル（ノンアル）に決定。
提供を待っている間に、チェキ撮影をお願い。そしたらタイミング良くすぐに呼ばれました。

なつめちゃんに、開口一番「えー辞めるの止めるんでしょ？」とかつい言ってしまってごめんだよ･･･。
おばちゃんの面倒くさい声掛けに、「でもそう言ってもらえるくらい思ってくれて嬉しいなぁ〜」と仰る笑顔がまた素敵でね。
ほんとにほんとに、「天職・ハニメイド」という感じのお嬢さんだったからね、ずっといて欲しかったのだよなぁ。

距離の近い（最高か）ツーショチェキを撮ってもらって、この日はその場でチェキにメッセージを入れてもらえます。
いつもと変わらない笑顔で話してくれるなつめちゃんに、今までの楽しい会話が思い出されて、涙腺がゆるみそうになったけども、頑張ってこらえたよ！

あーーこうやって話が出来るのも最後かぁ･･･。
チェキは、なつめちゃんのシンボルカラー・オレンジ色で、メッセージを書いてくれました。
宝物に致しますわね･･･。

そしてテーブルに戻ると、カクテルとアイスが到着。
カクテルは、レッド系の色が可愛らしくて、甘酸っぱくておいしゅうございました。
キャラメルアイスは、これ冬メニューと言わず通年にして欲しい。大好き。

 

　
　なつめちゃんオリカク（ノンアル）に、塩キャラメルアイスと誰だか知らないぬいぐるみを添えて


ところで、なつめちゃんと言えばポケモンの「ポッチャマ」が好きで、いつもポッチャマのキーホルダーを名札に付けていたり、
オムライスのお絵描きでもポッチャマ描いてくれてたんですけど。
隣の席のご主人様が、ポッチャマTシャツを着て来られていて、ファンの熱量さすがだな･･･と思った事でしたよ。
（いきなり隣の席のおばちゃんに話し掛けられたら困らせちゃうな･･･と思ってお声掛けはしなかったけど、さすがっすね！と念を送りました）

フロアは満席、お待ちの方もいらっしゃるようなので、そろそろおいとまを･･･ということで、お会計をお願い。
お店を出る時、フロアになつめちゃんはいなかったんだけど、カウンターのりとちゃんがなつめちゃんを呼んでくれて、お別れの挨拶ができました。りとちゃんほんとにありがとう。

つきのちゃんにお見送りしてもらっておいとま。
店外はいつの間にか行列が出来てました。お待たせしてごめんなさいね。

お別れは寂しいけど、この空のどこかでずっとあの笑顔が輝いていて欲しいな･･･
そんな事を思いながら、日暮れの秋葉原をゆくのでした。

【今日の総括】
（なつめちゃん、なんとブログ読んでくれてるそうなので私信）
なつめちゃん！卒業おめでとうございます。
おいしくご飯食べて沢山寝て、健やかに過ごしてね！
なつめちゃんならどこに行っても大丈夫だよ！！
今まで、沢山の楽しい思い出をありがとう！！

仲良し奥様とメイドカフェ巡り、テーマは「ロングメイド」　〜後編　隠れ家メイドバー メーァ〜

メイドカフェ探訪記
【2022年11月】
前回に引き続き、ロングメイドカフェを楽しむ奥様会のお話。
仲良し奥様との、楽しいメイドカフェツアーはまだ続きます。

ところで。
いわゆる、黒のロングワンピースに白いエプロンという、いわゆる「ロングメイド」の制服のお店って、思ったより本当に少ないんですよね･･･。

そんな中で、私が以前に一度行って、再訪したいと思いつつなかなか叶わなかったお店が。
それは池袋の「メーァ」。
一度訪問し、とっても楽しかったのですが、営業時間が夕方からなので、なかなか行かれなかったのです。（夕方は主婦のコアタイムなもので･･･）

しかし、最近になって、平日の17時まで「ハッピーアワー」というお得なシステムがあると、公式Twitterでお知らせが。
毎日は実施していないようですが、この日はラッキーなことに、ハッピーアワーの営業日！
奥様二人組、喜び勇んで秋葉原から一路池袋に向かいます。

メーァのロングメイド服も、こだわりがあって本当〜に素敵なのですよ。
たっぷりとした全円ロングスカートでね･･･。
エプロンのウエスト部分にリボンの編み上げがあってね･･･。
衿には編み上げリボンと同じ色のアクセントのラインが入っていてね･･･。
しとやかでありつつ、細かいディテールに凝っている、本当に女子の憧れという感じの制服。
久しぶりに拝見出来るのがとても楽しみ。

さて、お店の場所は池袋の駅からサンシャイン通りを経て、角を折れてすぐ。
エレベータを上がると、お店のドアが。
一人だとちょっと勇気がいる感じかもだけど、今日は二人だからね！
意気揚々とドアを開けます。

するとすぐに、メイドさんのお出迎えが。
検温と消毒を済ませて、席に案内していただきます。
ロングの制服のお姿がうるわしい･･･。

私達二人はカウンター席へ。先客でご主人様がお一人いらして、お隣を失礼します。

そして、カウンターで応対してくださったメイドさんはMiel（ミエル）ちゃん。
本当にねぇ素敵な方で！女神です女神。
 

そうそうこの日はボジョレー解禁日でした。


私は2回目ですが、奥様はお初めてだったので、システムや注意点など、初回のご案内を一緒に聞きました。
その流れるような口振りも心地良くで、「うん･･･ええ、そうなのね･･･お話上手ですね･･･」とニコニコしながら聞き入ってしまうよ（←ちょっとヤバい客）。

ところで、こちらのお店、通常の営業時間だと以下の通りのシステム。
《1時間飲み放題》
ご主人様=2000円（延長30分1000円）
お嬢様=1500円（延長30分800円）
これでも、充分お得だと思うんですが。

これが、平日17時までのハッピーアワーでは、驚きの価格設定。
《1時間飲み放題》
ご主人様=1500円（延長30分800円）
お嬢様=1000円（延長30分600円）
お得すぎてびっくりしますね！！！

日によって実施していない場合もあるので、詳しくは公式Twitterの告知をご確認くださいませ。

飲み放題は、ウィスキーや焼酎、ジンなどのお酒各種があり、更に嬉しい事に、ソフトドリンクもとても充実しています。
下戸の身にはとても嬉しい。
色々迷って、限定メニューだという、クランベリージュースをお願いしました。

そして、「実は以前のお店で一度Mielちゃんにご挨拶していて･･･」と言ったら。
「あの、もしかしてバーバラさんですか？」って仰ったのよ。私が名乗る前に！
一回お店に伺っただけの私の事を！覚えていてくださるとか！すごすぎてすごい！
めちゃくちゃ驚きつつもすごく嬉しかったです。ありがとう！

折角なので、Mielちゃんにも一杯召し上がっていただく事にして（キャストドリンクも700円というお手頃価格でありがたい）、ご一緒に乾杯します。
Mielちゃんが話を引き出すのがめちゃくちゃ上手くて、いやー会話が楽しいったら！

それから、最初にご案内いただいたメイドさんもカウンターに戻ってこられました。
この方はゆのさん。楚々としたご本人の雰囲気が、ロングメイド服で際立って、とても素敵。
 

こちらがゆのさん。穏やかな笑顔が素敵。


お二人とも佇まいが素敵でね･･･カウンターに並ぶと絵画のようでね･･･見とれるよね･･･。

それから、つい軽率に話し掛けるいつもの癖で、お隣にいらしたご主人様に話し掛けてみたりもしました。
爽やかで温厚な雰囲気の方で、あんまりコンカフェ好きという感じではなさそうだな･･･と思ってたのですが、実は某店にゴリゴリに行ってらした方でした（笑）
カメラをご趣味にしてらっしゃるとの事で、作品を見せていただいたりもして。
ご主人様と奥様、もといお嬢様二人。謎の組み合わせでしたが、めっっちゃ話が弾むww

お喋りに花が咲く我々のグラスが空くと、メイドさんが「何をお飲みになりますか？」とすかさず聞いてくださるのもさすがです。
2杯目はジンジャーエールを頂きましたが、甘口と辛口から選べる！かっこいい！

　
　グラスもコースターもカウンターの色合いも、全てお洒落。


そして、お隣のご主人様がお帰りになり、その後もご主人様やお嬢様が次々お越しに。
他のキャストの方もいらして、大分賑やかな雰囲気になってきました。
その時、これまた以前に一度お話しした、棗さんという超絶なイケメンさんが目の前にいらして。（ちなみに、メーァはメイドさんだけでなく男装キャストさんもおいでです。なんて素晴らしいの･･･）
「バーバラさんめっちゃ久しぶりですね！」っていきなり仰って。
ああああなんで覚えてくださってるのぅぅ･･･こんなイケメンに認知あるとか･･･ドキドキして心臓に悪いんだから･･･
と、嬉しさで挙動不審になりました。
それにしても、Mielちゃんも棗さんも、これが接客のプロの仕事か･･･と感心を越えて感動しましたわよ。

さて。そんなこんなで、楽しく過ごしていたらそろそろおいとまのお時間。
お会計を済ませて、お礼を言って席を立ったら、棗さんが再度挨拶してくれて、お見送りはMielちゃんが。
「是非！また遊びに来てくださいね〜！」と、こちらの名残惜しさを存分に引き出すような、見事なお見送りをいただきました。

帰り道「いや良かったね･･･」と口々に言い合う、奥様と私。
やっぱりメーァ良かったです。素晴らしかったです。

こちらは、メイド”バー”なので、「お酒を飲む方は勿論楽しめるだろうけど、お酒飲めないのにバーって、ちょっと行きづらいのでは？」と思う方もいらっしゃるかもだけど。
それが違うんですのよ！
メーァはソフトドリンクのメニューがとても豊富。
数々並ぶドリンクのラインナップからは、「お酒飲めない勢にも楽しめるように」という、お店側の気遣いが伝わって来る、と私は思うのです。
そしてメイドさんの気遣いも素晴らしい･･･。
なので、ソフドリ勢でも気の退ける感じがなくて、とても過ごしやすい！

今回もその心地よさ、ありがたさが身に染みた訪問でございました。
またお邪魔します･･･是非伺います･･･

【今回の総括】
「ロングメイド店ツアー」、どちらの店もとても居心地良くて、お喋りも弾んで、めっっちゃ楽しかったー！（かいざぁさんも、結構解像度高いメイド文化好きだっだったので余計に面白かったw）
ロングメイド服という共通点があるとは言え、全くタイプの違う2店で、どちらも新鮮な気持ちで楽しめました。
ほんとにやっぱりいいですねロングメイド。改めて。

＜お店情報＞
隠れ家メイドBar メーァ
東京都豊島区東池袋1-13-10第一坂田ビル 5F

※このブログの記事は2022年11月現在のものです。
お店の最新の情報は公式サイトでご確認ください。

仲良し奥様とメイドカフェ巡り、テーマは「ロングメイド」　〜前編　キュアメイドカフェ〜

メイドカフェ探訪記

【2022年11月】
趣味界隈のイベントでお会いしてから、仲良しの奥様、かいざぁさん。
奥様のTwitterアカウント=かいざぁ。☆異界屋粋伝 (@kaiser_wave666)
彼女とは以前から、「一緒にメイドカフェ行きたいよね〜」と言っておりました。
しかし、主婦業や楽しい事で、日々のスケジュールが埋まりがちな私達。
なかなか予定が合わなかったのですが、先日、満を持してｗ「メイドカフェデート」してきました。

前日、LINEで「どういうお店が良いか、ご希望ってある？萌え萌えとか、王道とか、ロングメイドとか･･･」と聞いたところ、「ロングメイド！！！！」と、奥様めっっちゃ喰い付いてこられてww
なので、今回のテーマは「ロングメイド」に決定です。

当日、秋葉原駅で待ち合わせ。
そして向かうは「キュアメイドカフェ」。
秋葉原の老舗、ロングメイドと言えばまずここ！でしょう。

オノデンのエスカレータを上がると、すぐに入り口が見えてきます。
入り口で検温と消毒を行い、席に案内されます。

この日は、ゴジラストアとのコラボ開催中。
店内には、ゴジラに登場する怪獣（ってことでいいの？）の造形物や、巨大なジオラマが飾られていて、素人目にも「すっご！」ってなります。
めちゃくちゃ力が入ったコラボです。


　
　素人ですが、精緻で生命力溢れる造形は目をひかれます。すごい！

公式Twitterでは、週末には整理券を配布しているとの告知もされていましたが、それも納得。
平日でさっくり入れてしまってちょっと得した気分です。
尚、今回のコラボは11/27まで。気になる方はお急ぎを！

キュアメイドカフェでは、このような、映画やアニメ、ゲームなどとのコラボを多く行っています。
コラボしているコンテンツの展示がされ、映像や音楽が流れる中、物静かで優雅なメイドさんが立ち働く姿というのは、少し不思議な感じ。
しかし、何度かお店に行くうちに「これこそアキバよね･･･」と感じるようになりました。

メニューを眺めることしばし、私達は二人ともオムライスをセレクト。
更に、「ドリンクの料金でミニデザートが付いてくる」という、非常にお得なセットメニューがあったので、紅茶とマフィンをセットで頼みました。
（うちら仲良しなので、気付いたらほぼ同じメニューを選んでしまっていたよ！）

こちらのメイド服は、お給仕が出来るギリギリの長さを追求したのだろうな･･･というロング丈。

制服の写真が掲載されているツイートを発見。メイドさんがお召しになると一段と素敵。


裾さばきも軽やかに、店内をしずしず、てきぱきとお給仕して回る、メイドさんの優雅さに見とれます。
そして、「かしこまりました」とか「少々お待ちくださいませ」などと仰るときの、軽く膝を曲げる仕草･･･これがまた素敵でね･･･。

という訳で。見とれながら待ってたら、オムライスが来たよ！
オムライスは、「デミグラス」「トマト」「クリーム」の3種類からソースが選べるのが嬉しい。
私は今回デミグラスにしました。
運ばれて来たオムライスは、卵がツヤッツヤで、その周りを、濃厚なデミグラスソースと、生クリームが彩っています。
見た目から美しくて、何しろめちゃくちゃおいしそう。

　
ねえほんと写真見てたらもう一回食べたいんだけども。いますぐ。

そしてスプーンを入れてひとくち。
あぁ･･･おいしいいいいい･･･。
ふわっとした卵、しっかり味のチキンライス。
そこに、生クリームでほのかにまろやかさの加わったデミグラスソースが絡んで、とても幸せな味のハーモニーがそこに･･･。
これがメイドカフェで食べられるの？と問いたくなるような、本格的な味わい。

おいしすぎてあっという間に完食。
後のデザートを考えて、ご飯少なめでオーダーしたけど、通常量でもよかったかも。うますぎる。

とかとか思ってたらお紅茶も到着。
一杯目はメイドさんがティーカップに注いでくださいます。
その優雅な所作を見るのも楽しみ。

私は今回、桂花というキンモクセイのフレーバーティにしました。
紅茶には、「ジャム」「ハチミツ」「金平糖」の中から、好きなトッピングが1つ選べるのですが、私はハチミツをチョイス。
紅茶を提供してくださったメイドさんが「このお茶にはハチミツがとても良く合うんです」と言ってくださって嬉しかったです。

 

　
　これをロング丈の制服のメイドさんが持って来てくれるんだよ･･･最高か･･･

合わせて、スコーンも到着。きつね色でいかにもおいしそう。

頂いてみると、割と柔らかめで、丁度良い水分量の、わりあい甘めのお味。
添えられた生クリームとジャムが良く合います。
そして、蜂蜜の香るキンモクセイの紅茶をひとくち。
ああ素敵な香り･･･とても優雅な心持ち･･･。

とても優雅なティータイム。
お喋りもはかどるというものです。

お食事も、お茶もお菓子も、そしてトークタイムもたっぷり堪能。
じゃあそろそろ次に行くかね？ってことになりました。

忘れちゃいけない、今日のテーマはロングメイド。
じゃあどこに？って、それは次回に続きます。

＜お店情報＞
キュアメイドカフェ
〒101-0021 東京都千代田区外神田１丁目２−７ オノデンビル 4F 本店

※このブログの記事は2022年11月現在のものです。
お店の最新の情報は公式サイトでご確認ください。

紅茶のおいしいお店　MarionettePartyは、ドールにも人にも優しい、寛ぎの空間でした。

イベント/お出かけ記録

【2022年10月】
私の心の実家、MonsterPartyが、浅草に移転オープンしたのは前回書いた通りなんですが。

では、以前書いた「4Fまで上がるのがしんどい、旧MonsterParty」はその後、どうなったかというと。
なんと、系列店として、全く違うお店になっていました！

今回は、MonsterPartyとは全く毛色が違う、さりとて普通の喫茶店でもない、新しいお店の事を書こうと思います。

新しいお店の名前は「MarionetteParty（マリオネットパーティ）」。
こちらのお店のテーマは「ドールフレンドリー」。
○ドール全般、キャストドール、球体関節人形など
○ドール面（ドール風の仮面、ドールマスク）
○フィギュア、ぬいぐるみなど
･･･という、ドールに関する趣味を楽しむ皆さんに優しいお店、との事。

 

ちなみに、私はドールの趣味はないんですけれども、紅茶と、紅茶に合うフードがおいしいお店と聞いたので、そりゃもう行きますよね。
なお、システムや概ねの料金については、以下のツイートに説明がありました。

 

チャージは90分で500円、紅茶は1100円。紅茶はポットサービスで3杯分くらいでした。

 

ということで、久しぶりの秋葉原の片隅です。
例の階段を4階まで上がります。
（おおやっぱりきつい･･･身体がなまってたよ･･･。）

4Fまで上がると、アンティークな内扉が。アプローチから既に可愛らしい。
扉を開けると、「いらっしゃいませ」と、店員さんが和やかに出迎えてくれます。
そして店内へ。

わああ！すごい！前と全然違うーーー！
店内の、以前の原宿的、カラフルカワイイ感じは消え失せ、クラシカルな雰囲気にがらりと装いを変えていました。
店長さん自ら手掛けたというインテリアは、どこを切り取っても絵になる場所ばかり。
こんなの女子みんな好きでしょ！素敵過ぎる！

 

　
　前のお店の影がまるで感じられない、クラシカルでうっとりするような空間。

 

お好きな席にどうぞ、と言われて迷っていたら、店員さんがソファ席に案内してくれました。
店内は、壁紙や床、テーブルに椅子まで、重厚さと暖かみがあって、旧い洋館の応接室のよう。
アンティークな家具や棚には、可愛らしい小物があちこち配置されていて、見ているだけでときめきます。


そしてこちらのお店は紅茶がおいしいのが「売り」とのこと。
テーブルのメニューには、様々な種類の茶葉が記載されています。
とても選べない！と思いましたが、味の説明や選び方など、店員さんがアドバイスをしてくれるので安心。
フードは、これまたちょっと他になさそうな、レバーペーストのトーストを選んでみました。

しばらくすると、紅茶とフードが運ばれて来ました。
サーブしてくれたのは、メイド服姿の可愛らしい店員さん。こちらのお店の雰囲気ととても良くお似合い。
（ちなみに、メイド服姿の方は毎回いらっしゃるわけではないそうなのでご注意を）

ポットの隣には砂時計が置かれ「砂が落ちきった時が飲み頃です」との事。
可愛らしいティーコゼーも一緒に置かれて、気分が上がります。
素敵なカップに注いでいただくと･･･ふんわりと広がる香り、口当たりの良い柔らかい風味で、大変おいしゅうございます。

更に、レバーペーストのトーストがこれまた美味で。
私レバーは正直そこまで得意ではないんですが、これはレバーのクセがなくてとても食べやすい。
そして上にたっぷり掛けられた、粗挽きの黒胡椒がまた、良い仕事をするんですよね･･･。
塩加減も丁度良く、あっという間に食べてしまいました。

 

　
　至福の紅茶とフードのセット。

 

アンティークの時計が時折時を告げる中、店員さんと時折言葉を交わしつつ、紅茶を頂くひとときは、何とも優雅。
街中の喧噪を忘れるような、ゆったりとした時間が流れます。

店内には、お客様としてドールのオーナーさんがいらしており、その方のドールさんも見せていただきましたが、驚くほど精緻で大変美しかったです･･･。

 

　
　棚にある小物を眺めるのも楽しい。ドール面も飾られていて、精巧でいつまでも見てられる美しさ･･･。

 

心地良い時間をのんびり過ごして、それからおいとま。
いやぁ〜良い空間だったなぁ･･･。
私はドールの事は全然分からない、知らない人間ですが、それでも全然問題なく、とっても寛げるカフェでした。
そしてドール好きな方には、ご自身のコレクションと共にこの空間を楽しめるというのは、とっても素敵な事なのだろうなと思います。
秋葉原の散策の途中、優雅な気分でお茶を楽しめるようになるのは嬉しい。

ビル入り口の殺風景な所から、階段を上がって、あんな素敵な空間が待ってるなんて･･･！
新しい秋葉原の隠れ家、ここは本当に穴場ですわね･･･。

 

※この記事の内容は、2022年10月現在のものです。
最新の営業時間やシステムなどの情報について、詳しくは、公式Twitterでご確認くださいませ。

https://twitter.com/hi_marionettept

馴染みすぎてブログに書くのを忘れてた、新生・MonsterPartyのこと。

メイドカフェ探訪記

【2022年10月】
そういえば。
気付いたら、新モンパに馴染みすぎていて、ブログ書いてなかったわ。
あらやだびっくり。（移転の時にはあんなにしんみりしていたくせに！）

ということで、ゆ秋葉原から浅草に移転し、7月プレオープン、8月にグランドオープンを迎えた、MonsterPartyの事を書こうと思います。

装いも新たに移転オープンした、「モンスターが接客をしてくれる、前代未聞のコンセプトカフェ」、MonsterParty（以下モンパ）。
一番近い最寄り駅は銀座線　田原町駅ですが、各線浅草駅からも近いです。
どちらの駅からも、お店までの道程は、数え切れないほどの飲食店や、雑貨屋さんなどが建ち並び、お散歩気分であっという間！

そんな賑やかな街のモンパ、今度のお店は路面店。
前のお店のように、階段を上らなくていいのは本当に助かります（笑）
和風な感じの外観、なのにカラフルなネオン。という、なかなかキッチュな店構え。

 

　
　看板がなければ何のお店か分からない、謎感高まる店頭。

 

引き戸を開けると、キャストのもなかちゃんとゆきちゃんが、「あっいらっしゃーい」「いらっしゃいませ〜」と、ゆるーい感じで出迎えてくれるのは、旧店舗と何も変わらず。 

（そう、変わらないのよ。変わらなすぎて、あっという間に馴染んでしまったよ･･･。 ）

でも、内装は大分前と趣が違います。
前はポップでカワイイ系だったけれども、今回のお店はアメリカンダイナー風。
銀色のテーブルに赤のビニールレザーの椅子、チェッカー柄の床が気分を盛り上げます。
クールな照明に、店内のネオンライトも輝く、お洒落な空間。
写真撮るとめちゃめちゃ格好いいのよ！ 

 

　
　店内のネオンによく映える、定番・ユニコーンドリンク

提供されるメニューは、以前とほぼ一緒。
あっそういえば、アメリカンダイナー風の瓶のコーラがメニューに追加されていました。
店内のインテリアにめちゃくちゃ映えます。
それと、ルートビアとか、ちょっと普通のお店にはないようなドリンクも。
それと、オーナーのもなかちゃんの趣味的メニュー、サルミアッキ味（ちょっと独特すぎるお味）のデザートやドリンクも、新たにメニューに加えられていました。
勇気のある方は是非。

また、最近は、定食風のメニュー「今日のご飯」（通称"もなか飯”）が出る事も。
もなかちゃんお手製のおかずが取り合わせられたプレートは、実家に帰ってきたような手料理の味わいでほっとします。
ただ、いつもある訳ではないので、巡り会えたらラッキー！なメニューです。

　

　
　この日の「もなか飯」は鶏肉とごぼうのレモン煮。ご飯にふりかけがかかってるところがまたいいのよね。


もなかちゃんやゆきちゃんのフレンドリーな接客は、気負いのないゆるさがあって、ついついこっちも気が緩んで、くつろいでしまいます（笑）。
この独特の空気感が、何とも居心地が良いのです。

新店舗では、「たこ焼きをもなかちゃんが焼いてひたすら皆でそれを食べる」とか、様々なゲストのお給仕などのイベントなどが、突発的に色々行われている様子。
そういった、次は何をやるのかな？という、わくわく感もすごく好き。

ここは、浅草観光の新しい名所ではないかしら？
これからのMonsterPartyも、ほんとにほんとに楽しみです。


※お店の情報は2022年10月現在のものです。
営業時間、休業日などは不定期に変わることがあります。
詳しくは、公式Twitter（https://twitter.com/hi_monsterparty）をご確認くださいませ。

秋のHoneyHoney、ディアンドルのメイドちゃん達に会いに行く。

メイドカフェ探訪記

【2022年9月】
私が愛して止まないメイドカフェ、HoneyHoneyは、ほぼ毎月何かしらコスプレなどのイベントをやっています。
今月の秋葉原店のイベントのテーマは「オクトーバーフェスト」。
メイドちゃん達が、ドイツのお祭り、オクトーバーフェストの衣装、ディアンドルでお出迎えしてくれるというもの。

これ、ずっとこの時期の定番のイベントだったのですが。
毎年見そびれていました。
そして予定が合った平日の仕事休み。これは行くよね！と、秋葉原のハニハニへ。

お店のドアを開けると、朗らかな笑い声が。おお、この声はあいりちゃん！
すぐ入店に気付いてくれて、検温してくれました。
手もアルコール消毒して感染対策ばっちり。

換気で窓が開けられている、窓際の席へ。
この日のメンバーは、あいりちゃん、ももちゃん、のえるちゃん、みなみちゃん。
みんなディアンドル姿がすごく可愛い･･･
ちょっとメイド風な雰囲気もある、カラフルなジャンパースカート、ブラウス、エプロンの組み合わせが素敵。
衣装はどれも作りが凝っていて、めちゃくちゃ可愛いです。
あいりちゃんはちょっとシックな色合いのディアンドルがとてもお似合い。
ちなみに、エプロンのリボンは前で結ぶそうですが、その結び目の位置で恋人募集中かどうか分かるんだとか。

 

 

この日はイベントメニューで、ドイツらしいお肉のメニューが色々。
この前に食事は済ませていたので、限定メニューのアップルクーヘンをいただく事に。
ドリンクは、これまた迷ったのですが、いつも頼んでしまう大好物のグレープフルーツスカッシュを。

 

　
　このメニューのイラストも可愛い！枠がドイツの国旗の色で凝ってる。

 

　
　尚、これが秋の限定メニュー。どれもこれもうまそうすぎませんか･･･。


スカッシュはももちゃんが絞ってくれました。華奢なのにぐいぐいと手際よく絞ってくれます。
細いのにねぇ〜と言うと「うふふ、私パワーあるので！」と頼もしいお言葉。
シロップも入れてもらって、いただきます。
いつもの変わらぬ美味しさ･･･やっぱりスカッシュ最高ですわ･･･。

 

 

そしてアップルクーヘンも到着。
いただいてみると、りんごがぎっしりでとても食べ応えがあるデザートでした。
アップルパイ好きにはたまらないです。（レギュラーメニューにならないかな･･･）

 

　
　窓際の席だったので、すごく良い感じの写真が撮れました。


そして休憩にいっていらしたのえるちゃんがお出まし。
のえるちゃんがハマリ続けてるゲームについてお聞きしたんですけど、このゲームの話になると、のえるちゃんが「ではご説明致します（ｷﾘｯ）」って感じの、プレゼンっぽいモードになるのがめっちゃ面白くて好きなのww

 

 

とまあ、可愛いお洋服の可愛いメイドちゃんと楽しくお話し出来て、しかもデザートもドリンクもおいしいという、最高なひとときだったのでしたよ･･･。

帰り際、カウンターにいらしていたみなみちゃんにもご挨拶。笑顔で手を振ってくれて嬉しい！
これまたもうディアンドル姿が可愛いのよー！会えて良かった！

 

 

ということで、いつもながらやっぱりハニハニは楽しくておいしくて素晴らしい。
スキップしたいような気持ちで、家路に向かうジャンク通りでした。

【今日の総括】
毎年、Twitterの写真では見ていたけど、実際に見たらもっと可愛かったディアンドルメイドちゃん達。
見逃していたのを後悔･･･。